マーベルが亡きスタン・リーの肖像ため20年間の契約を締結

GIZMODO

亡きスタン・リーがカメオで戻って来る?

スタン・リー・ユニバースを設立したジーニアス・ブランズ・インターナショナル社は、マーベルの生みの親で2018年に95歳でこの世を去ったスタン・リーの肖像権についての契約をマーベルと結んだ伝えられています。しかも20年間の契約。スタン・リーと言えばマーベル映画のカメオ出演でも大変有名で、亡くなってしまったので2019年公開の『キャプテンマーベル』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』が最後のカメオとなりました。毎回出て来るので、「はいはい、来ました」なんて長い間思って見てきましたが、スタン・リーが亡くなってからマーベル映画に出てこないのはやっぱりさみしいな、と。

さて、この契約が結ばれたことで、なにが変わるのでしょうか? 見ていきましょう。

この契約でマーベルが亡きスタン・リーとできること

・スタン・リーの名前や肖像が映画、TV番組、テーマパーク、そして商品で使用することができる

・デジタル技術を使ってスタン・リーの肖像を映像化することができる

・スタン・リーはおもちゃ、文房具、アパレル、ビデオゲーム、VRに出演できる

・マーベルはスタン・リーの声を使用、再現、再作成することができる

・マーベルはスタン・リーのサインを使用継続できる

・『スターウォーズ』で亡きキャリー・フィッシャーとピーター・カッシングを映像化して出演させたように、スタン・リーについても同じことができる

映画のためにスタン・リーの映像を作ることは可能ではありますが、ジーニアス・ブランズ・インターナショナル社のCEOであるAndy Heyward氏は「リー氏を映画にカメオ出演させるための契約ではなく、マーベルに必要不可欠である彼の功績のために必要なものでした」と語っています。ウォルト・ディズニー的な感じになっていくんでしょうか。でも映画のカメオ出演もちょっと楽しみですけどね。

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