「ミートショック」と呼ばれる牛肉価格の高騰を受け、昨年秋~冬に大手牛丼3チェーンが行った牛丼メニューの値上げ。その波はコンビニにも押し寄せている。
大手チェーンのセブンイレブンが、「熟成つゆが決め手 特製牛めし」など牛丼4商品を最大100円以上値上げしていたことが分かった。
ごはん・具材量に変更なし
セブンイレブンは2022年1月中旬から「熟成つゆが決め手 特製牛めし」(北海道、東北、関東、甲信越、北陸、東海、中国、四国、九州)と、沖縄で販売されている同名の商品、近畿で販売されている「コク旨特製牛丼」を429円(以下、税込み)から496円に値上げした。また、「特製牛めし 特盛」(福島県、関東、甲信越、北陸、東海、中国、四国で販売)は594円から702円と、100円以上の値上げ幅となった。
いずれも牛肉の価格高騰を受けたもので、ごはんと具材の量に変更はない。
牛丼の価格をめぐっては、松屋が9月28日に「牛めし並」を320円から380円に、吉野家が10月29日に「牛丼並盛」を387円から426円に、すき家が「牛丼並盛」を350円から400円に値上げしている。なお、各メニューの「特盛」の価格は松屋が650円、吉野家が778円、すき家が700円となっている。