2022年2月18日に放送されたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」について、俳優の本郷奏多さん(31)演じる五十嵐文四郎が見せた「突然の寝落ち」に対し、「なぜ床で寝る?」といった声が上がっている。
「ちょっと! 五十嵐! 何寝てんの?」
番組ラスト、条映太秦映画村で時代劇の撮影に臨む美咲すみれ(安達祐実さん=40)のお茶の所作に意見したことをきっかけとして、撮影所にアルバイトとして勤務する3代目ヒロインの大月ひなた(川栄李奈さん=26)はスタジオから追い出された。その際、ひなたと共に撮影を妨げてしまった五十嵐も一緒にスタジオから追い出され、2人は控室に入った。
控室に入るや、五十嵐は自らも撮影を妨げてしまったことのきっかけはひなたにあると主張。「お前のせいだからな。今日の仕事がパーだ!」となじった。これに対し、ひなたは「はあ? 仕事て、斬られる役者さんのお芝居見て勉強してるだけでしょ」と、五十嵐は撮影に何ら参加していなかったことをあげつらった。
しばしの言い合いのあと、怒りが収まったひなたがふと五十嵐の方を見ると、それまでソファーに腰かけていた五十嵐はソファーから崩れ落ちており、時代劇の衣装をまとったままうつぶせになって眠ってしまっていたのだ。これに対し、ひなたが「ちょっと! 何でそうやってすぐ寝んのあんたは! ほんま、どこまでふざけたら気い済むん?」「ちょっと! 五十嵐! 何寝てんの? ちょっと!」とツッコむと、この日の放送は終了したのだった。
直前までひなたと言い合いをしていたにもかかわらず、次の瞬間には寝落ちしていたというあまりのテンションの落差に対し、視聴者からはツイッターで「五十嵐どこでも寝るなw」「五十嵐はどこでも寝るキャラか」といった、ツッコみつつも本郷さんのコミカルな演技を愛でる声が続々。他にも、「こぼす(ジョー)どこでも寝る(五十嵐)癖が強くなっていく運命の人」と、同作のヒロインの目の前に現れる男は癖が強いといったツイートも。果ては、「なんで倒れて寝るねん…まさか毎晩徹夜して演技の勉強を…」と、五十嵐が睡眠時間を削って演技の勉強に励んでいるのではないかという推測も出ている。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)