NHKは2022年2月9日、桑子真帆アナウンサーが4月から報道番組「クローズアップ現代」のキャスターに就任すると発表された。
番組は現在、「クローズアップ現代+」のタイトルで毎週火曜日から木曜日の22時から30分番組として放送されているが、4月からはタイトルを2015年度まで使われていた「クローズアップ現代」に戻す。また、放送日は毎週月曜日から木曜日で、19時30分から27分間にわたって放送される。
「『クローズアップ現代』の国谷裕子キャスターに憧れて」
NHKの公式サイト上のアナウンサー紹介ページ「NHKアナウンス室」にある、「わたしの就活時代」という特集ページ。ここで桑子アナは、「『クローズアップ現代』の国谷裕子キャスターに憧れて」とのタイトルの記事をアップしており、そこでは、
「就職活動ではマスコミ以外がメインだった私ですが、『クローズアップ現代』の国谷裕子キャスターに憧れてNHKだけは挑戦してみました」
と、自身の就職活動を振り返っているほか、「自分を作ろうとせずに体当たりで臨んだら、面接がとても楽になったんです(中略)等身大でぶつかってきてください!アナウンス職へのエントリー、お待ちしています!」と、就活生に呼びかける内容で締めくくっている。
国谷裕子キャスターは、1993年度から2015年度までクローズアップ現代の司会を務め、22年間にわたって番組を支えたことで知られる。今回の発表にSNSでは「桑子アナ、クロ現は夢が叶った感がある」「いちばんやりたかった番組なんじゃないかな!」といった声が寄せられている。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)