「一般女性の留守宅へガチ侵入」「ほぼ空き巣企画」  アベマ番組が物議、広報「ご意見は今後の番組づくりに活かす」

J-CASTニュース

   インターネットテレビ「AbemaTV」で2021年9月22日に放送されたバラエティー番組「東京スケッチ」をめぐり、SNS上で疑問の声が上がっている。

   この日は「東京で働く面識のない女性宅を留守中に来訪する」という企画が放送され、出演者が洗濯機の中から取り出した下着を自身のポケットにしまう様子などが映された。

  • 番組「東京スケッチ」公式アカウント

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「一般女性の留守宅へガチ侵入をする、ほぼ空き巣企画です」

   東京スケッチは、大阪から上京してきたお笑いコンビ「見取り図」の盛山晋太郎さんとリリーさんが東京の文化に触れるという趣旨の番組だ。今回は「東京で働く女子の部屋をのぞいてみよう」というテーマで留守中の一般女性宅に訪れた。

   番組冒頭で企画趣旨を聞かされた盛山さんは、「犯罪番組やん」と突っ込みを入れていたものの、探訪先の女性宅の鍵をもらうと「女子ってのがうれしいね」と喜び、「おっさんとかやったら灯油撒いて帰るだけ」とコメントした。テロップでは、「家主に許可を頂き 鍵をお借りしました」と説明された。

   部屋に入ると、リリーさんが脱衣所の洗濯機のふたを開け、中身を物色する。モザイクがかけられているものの、家主のショーツらしきものを手に取り、「ロケ終わるまでお守りとして」と自身のポケットにしまう様子も放送された。

   この放送内容について森山さんは、自身のツイッター上で、「今日の東京スケッチは一般女性の留守宅へガチ侵入をする、ほぼ空き巣企画です。是非!」と紹介していた。

   こうした内容についてSNS上では、

「ガチ侵入、空き巣とか悪びれもせず楽しいことのように書けるのもありえないし、一般女性だけってターゲットを限定してるのも輪をかけてタチ悪すぎ」

「許可取ってるからいいわけじゃないよね。こういうのを見た一般人が”ノリ”で始めたりするんだよ。犯罪行為のハードルを下げる役割をしてるのが悪い」

「女性の留守宅に男が入り込むという番組企画自体が正気じゃない。女性が視聴したら恐怖しか感じないだろう」

などと、批判や疑問の声が目立った。

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