もし自分がマトリックスに入ったらこんな感じ?
ゲームのグラフィック制作に使われる「Unreal Engine 5」の技術デモとして、映画『マトリックス』の世界を体験できるコンテンツ『The Matrix Awakens: An Unreal Engine 5 Experience』が公開されました。
本作はPS5とXbox Series X/Sにて無料ダウンロードが可能。画面の切り替えやカーチェイスでの銃撃戦など、各所で遊べるよう作られています。執筆と映像ディレクションはラナ・ウォシャウスキー氏によるものなので、映画のDNAを100%受け継いだスピン・オフとして楽しめます。
長編デモ動画で凄さを味わってみよう
続いて、11分弱のデモ動画をどうぞ。懐かしのセリフやメタ発言がチョイチョイ飛び出すので、過去作を知っている人はニヤリとするでしょう。
ネオの横を歩くキアヌが面白いですね。「マーケティングはセクシーなアクションシーンが欲しいんだ」と第四の壁を乗り越えて語るトリニティがツボです。
現実世界のように住人や車が往来する
デジタル世界は16平方kmの広さで、そこには数千人の次世代デジタルヒューマンと交通システムが存在し、箱庭の中を行き交っています。建物は質感だけでなくネジまで再現されるなど、非常に現実的で複雑。光の反射や爆発もリアルです。でもこれ、比較的少人数のチームで完成させたのだというから、それも驚きです。技術的な詳細はブログで読めるので、興味のある方はぜひどうぞ。
そろそろマトリックスに入れる時代到来の予感
過去3部作が公開された当時は、自分がアバターとなってデジタル世界で活動できるだなんて夢物語でしたよね。でも技術が進んだ今、こうしてネオやトリニティになって、マトリックス世界で暴れるのがどういう感じなのかが実感できるようになったワケです。数年後には、もっとリアルな体験も可能になって、赤か青のピルを選ぶ日が来るんでしょうね。