終電がなくなったので近隣の休憩施設をAIに質問したところ、それはまったくの架空の施設で、現地に足を運んだところ何もなかった――そんな体験談がTwitterに投稿されて話題だ。
これは終電がなくなったために、駅から最も近い24時間営業のサウナ施設をAIに質問。得られた回答をもとに、地図を見ることなく現地に足を運んだところ、実際には存在しない施設だったというもの。AIは店名や住所はもちろん、具体的なルートマップまで提示しているが、最終的にはユーザーからの指摘にウソであることを認めて謝罪するというオチになっており、もっともらしい返事はするものの内容が真実とは限らないという、現在のAIの特性がよく分かるエピソードだとしてTwitter上で話題だ。参考文献として挙げられた書籍が架空のものだった事件をはじめとして、この手の事例は枚挙に暇がないが、AIがどんなものかを教えてほしいという人への説明に使うには格好の事例と言えそうだ。ちなみにスクリーンショットとそのアイコンを見る限り、用いているAIはLINEからGPT-3.5と会話できる「AIチャットくん」とみられるが詳細は不明だ。
- 終電がなくなったのでAIに休憩施設を聞いてみた→地図を使わずAIが言う通りに現地に向かってみた人の記録（Togetter）
https://togetter.com/li/2129033
