これはアメリカのヒューストンでドローンを操縦していた人が撮影した動画。
AmazonのEV配送車が爆発する様子をとらえています。
燃えた配送車が充電ステーションに近かったことから、自動車専門家の多くはこれまでも起きている同様のAmazonの配送車の火災について疑念を抱いているようです。
火災の発見者がドローンで撮影
The AutopianとJalopnikが報じたこの映像は、月曜日に撮影者のThird Coast DroneがYouTubeに投稿しています。
「今日、ランチを食べようとオフィスを出たら、西にあるアマゾンの倉庫から大きな黒い煙が上がっているのに気づきました。もっとよく見るためにドローンを上空に飛ばしました」と撮影者は動画の中で説明しています。その動画がこちらなんですが、消防士がすでに現場にいて、炎を消すのに苦労していることがわかります。
原因は調査中
Amazonの広報担当者は
誰も負傷しなかったことに安堵しています。そしてヒューストン消防署の迅速な対応に感謝しています。
現在、外部の調査員と製造元のRivianからの専門家と協力して調査しています。推測で発表をすることなく、何が起こったかがはっきりするまで追加の詳細を共有いたしません。
と述べています。
ヒューストンは月曜日に36.6度を記録しており、ウェザー・チャンネルによると来週の火曜日まで32度を下回ることはないとのこと。電気自動車にとっては問題となりうる暑さが続くようです。
電気自動車は充電器が適切に冷却されていなかったり、配線が不適切だったりすると、火災の原因になる可能性がありますが、今回の火災の原因がなんだったのかはまだ判明していません。
特にAmazonのフルフィルメント・センターにあるようなプロの業者が設置した充電器は、家庭用充電器の配線よりも問題が少ないはずですよね。
続々と燃えているAmazonの車
とはいえ、同じようなことが実はすでに起こっていて、5月にニュージャージー州マンチェスターで、そして2022年にはカリフォルニア州北部で、Amazonの配送車両の火災が発生しています。
また、昨年にはソルトレイクシティで充電器の近くにあったAmazonのバンが炎上したケースも。米Gizmodoは、月曜日の火災の原因についてAmazonに問い合わせ、Amazonから返答があればまた記事をアップデートしたいと述べています。