東急不動産は11月24日、マンション全戸一括インターネット接続サービスを提供するつなぐネットコミュニケーションズと、高速インターネットサービス「UCOM光 レジデンス マンション全戸一括マルチタイプ」に関する包括契約を締結したと発表した。
東急不動産によると、通信技術の発展とコロナ禍により、テレワークや動画配信サービス、オンラインゲームの普及が加速する環境下で、単にインターネットを賃貸レジデンスの標準設備として導入するだけでなく、居住者のニーズにあわせた、より高速、安定、高品質な通信環境を提供する必要性が高まっているという。
今回の包括契約により、東急不動産の都市型賃貸レジデンス「コンフォリア」シリーズおいて、つなぐネットコミュニケーションズのインターネット接続サービスを標準仕様として提供することで、個別の申し込みなどの必要もなく、入居後すぐに無料で利用が可能となる。
さらに、コンフォリア入居者の希望に応じて、つなぐネットコミュニケーションズが8月に提供を開始した「Connectix」も、オプションサービスとして利用が可能となっている。
「Connectix」もオプションサービスとして提供可能
Connectixは、SD-WANを活用し、入居者の住戸ごとに優先ルートによる接続を可能にする通信サービス。本サービスを提供するマンションでは、通常のマンション一括インターネット接続方式に加え、優先ルートを利用したより快適な通信環境を、オプションサービスとして選択が可能だ。オンラインからの申し込みにより、工事不要の月額税込2200円で即日利用できる。