株式会社Little Japanは、同社が提供する宿のサブスクリプションサービス「Hostel Life(ホステルパス)」をリニューアルした。リニューアルキャンペーンとして、無料で会員登録すると、初回利用時に使える1000円割引クーポンが提供される。
同サービスは2018年11月より提供しており、気軽に二拠点生活や多拠点生活ができることから、バックパッカーやフリーランスだけでなく、サラリーマンや学生などにも利用されているという。現在は、全国24都道府県にある38カ所のホテルやゲストハウスで利用可能。
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、リモートワークやワーケーションなど、宿を利用する理由が多様化してきていることから、同社では、ただ泊まるだけではない「新しい人と地域に出会う入り口」をコンセプトに、サービスをリニューアルしたという。
リニューアルにあたり、従来からある「二拠点パス」に加えて、「お試しパス」「ホステル暮らしパス」を設定。「二拠点パス」と「ホステル暮らしパス」にはそれぞれ2種類のプランがあり、全5プランのサービスを提供する。各パス/プランの内容は以下の通り。
お試しパス
月額9000円で、ドミトリー(相部屋)を3泊まで利用可能。利用する曜日、一度に予約できる泊数には制限なし。泊まれなかった分は翌月以降に繰り越しできる。
二拠点パス
「日~木曜日プラン」は2万2000円、「全ての曜日プラン」は3万3000円。前者は宿泊できる曜日が日曜日~木曜日に限られる。ドミトリーを一度に2泊まで利用可能。月に宿泊可能な回数の制限はない。
年間契約も可能で、日~木曜日プランが19万8000円(1万6500円/月)、全ての曜日プランが33万円(2万7500円/月)となる。
ホステル暮らしパス
「ドミトリープラン」は4万5000円、「個室プラン」は9万9000円。曜日、一度に泊まれる泊数および月に宿泊可能な回数の制限なく利用でき、通期の連泊も可能。前者はドミトリー限定で、後者は個室も選択できる。また、個室プランでは同伴者1名も利用できる。
両プランとも、宿泊先に住民票を置くことも可能としている。
なお、いずれのドミトリー宿泊のパスも、宿によっては差額分を支払うことで個室へアップグレードできる。
同サービスのウェブサイトでは、宿のオーナーやコンセプト、周辺地域について詳細に紹介。利用者が料金や場所だけでなく、宿のオーナーや地域での暮らしを知った上で宿を選べるようにすることで、新しい人や地域との出会いのきっかけを提供することを目指しているという。