たしかに理にかなっている。
寒さも本番。冬用ウェアがなくては生きられない季節となりました。近年ではウェアもテックによって性能向上。軽いけど温かい!みたいなウェアも結構見かけますよね。
ドン・キホーテから発売された「AIR HUG VEST(エア ハグ ベスト)」もそのひとつ。なんとこれ、断熱用の中身がありません。羽毛や綿や繊維も入っていない。でも温かくなる。なぜ?
断熱材=空気を注入することで膨らむベスト
なんと、中に入るのは空気。
空気穴から空気を入れることで、ボリューム感・クッション性・保温力を自分好みにカスタマイズというベストなのです。
言われてみれば、羽毛や綿だって空気を含むことで断熱するわけで、だったら空気そのものを入れちゃえい!という、なんともドストレートな発想。でも、理にかなっているといえばそう!
でも、このアプローチってTHE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)の「Airchamber Nuptse Jacket(エアーチャンバー ヌプシ ジャケット)」と同じですよね。
ひょっとして厚みや暖かさをコントロールできる、エアージャケットのムーブ来てるのかも? 「Airchamber Nuptse Jacket」は約10万円しますけど、ドンキのベストは5,500円ですからね。まずはこれから空気の力を試してみるのもアリかと!
あと、余談ですがニュースリリースによると…
どこまでクッション性を持たせても、空気は 0g のため本体の重さが増すことはありません。
いや、その理屈はおかしい。
空気の重量は1リットルあたり約1gあるので、このジャケットの重量は1gほど増します(早口)。
Source: ドン・キホーテ