うどんチェーン「つるとんたん」を利用したことがある人ならば1度は考えたことがあるに違いない。デリバリーで注文したらどんな状態で来るんだろう? と。
その謎が解けるときが来た。先日、デリバリーアプリ『menu』をチェックしていると、「つるとんたん」が表示されたのだ。ポチッてみたところ……
・「つるとんたん」とは
答えを発表する前に、同チェーンをご存知ない方のため簡単に説明しておこう。「つるとんたん」は丸亀製麺よりちょっとお高めのうどんチェーン。器のデカさに定評があり、味も文句なし。以前の記事で書いたように、海外旅行の前に食べると特に最高だ。
個人的な事情で恐縮だが、コロナでしばらく利用してなかったので、アプリで「つるとんたん」の名前を見ると一瞬で口がうどんになってしまった。その勢いのまま注文画面に進むと……
MAX1.5玉?
「つるとんたん」と言えば “うどん3玉まで無料” だが、デリバリーでは半分の1.5玉まで。さらに うどんの細さは1種類で、なぜか“うどんなし” も選べるようになっていた。
「つるとんたん」で うどんなしにする意味とは? と思ったが、食べて納得(?)することになる。
〜数分後〜
我が家にデリバリーされたうどんは、普通サイズの器!
家にある丼と並べると上の通りで、サイズ的には標準なのだ。これは「つるとんたん」のアイデンティティの喪失!
……と一瞬思ったが、デリバリーで「うどん3玉まで無料」は現実的ではないし、MAX1.5玉なら大きい器を利用する意味がない。そう考えたら、器を普通サイズにしたのは合理的判断と言える。
さて、注文した温かいうどん(肉のおうどん / 1680円)を開封すると、「うどん玉」と汁が別個に包装されていた。さらに、「電子レンジで温めるとより美味しい」的な注意書きもあり、「つるとんたん」らしい細やかさを感じる。
だがしかし……! 実際に食べてみると、正直なところ店で食べる味とはかなり違うような気がした。デリバリーの方は、福岡のうどんのように “やわやわ” なのだ。
そっちのうどんが好みなら問題ないが、私はコシ重視の讃岐うどん信者なので「え?」となったというのが正直なところ。まぁ、調理されてから時間が経ってるから “やわやわ” になるのは当然と言えば当然だが……。
そもそも、温かいうどんをデリバリーして店舗と同じ味を期待する方が無茶なのだろう。しかも「つるとんたん」ともなれば味のレベルが高いので、いやがうえにもハードルは上がってしまう。
そのことをお店側も分かっているから、注文時に「うどんなし」っていうオプションもあったのかも? 詳しいことは分からないが、現状「つるとんたん」は店で食うのがベストかなぁ。というわけで、近いうちに店舗へ行くか。
参考リンク:つるとんたん
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
ScreenShot:menu(iOS)
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