ナイフというものがある。何かを切る時に便利なものだ。キャンプなどに行くとナイフは大活躍する。そのナイフはカッコよくなければならない。切れ味もよくなければならない。ナイフには実用性とカッコよさを求めたいのだ。
そこで「WESN Bornas(ウェスンボーナス)」。スウェーデンで製造された固定刃のシースナイフだ。これが非常にカッコよく、非常に切れ味がいい。キャンプをしたくなるナイフなのだ。
1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー)
> 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮
キャンプへの誘い
季節は春となり、暖かくなり、桜が咲き、どこかにキャンプにでも行きたくなる毎日になった。遠くに出かけるのは面倒だけれど、キャンプでもしたいな、と日々考えてしまうのだ。それが春である。
キャンプに出かけたいと思ったのは、「WESN Bornas(ウェスンボーナス)」というナイフを手に入れたからでもある。高品質で軽量で耐久性もある。なにより見た目がカッコいい。男心をくすぐるナイフなのだ。
これを持って山か海にキャンプに行きたいと強く、無敗のダービー馬くらい強く思ったのだけれど、春は忙しい時期でもある。引っ越しとか、年度替わりとかで。そこでベランダでキャンプ的に料理をすることにした。
他人の庭で
自分の住んでいる家のベランダで野菜を切って、肉を焼くという素敵な計画を考えたのだけれど、現実はあまり素敵ではなかった。あまりにベランダは狭く、あまりに現実しかなかった。キャンプ感がなかったので、知り合いの家の庭を借りた。
さすがスウェーデンの一流職人が作ったナイフ。切れ味は素晴らしものだった。重みもちょうどいい。軽いわけではなく、特別に重いわけでもない。ちょうどいい、としか言えない感じだ。手に馴染むのだ。最寄り駅まで徒歩5分のようなちょうどいい感じだ。
ニンジンを切り、ブロッコリーを切った。不満がなかった。この何が起きても、あるいは起きている世の中において、不満がないのだ。すごいことだ。それほどに素晴らしい切れ味だった。ずっと切っていたいとすら思った。ナイフで切るの、楽しい。
火を起こす
肉と野菜を焼くために火を起こそうと思う。せっかくキレのいいナイフがあるのでフェザースティックを作ることにした。フェザースティックとは着火剤のようなもので木の棒を削り羽のようにしたものだ。
本当はフワフワのものができる。それがフェザースティックだ。ただそれは私にはできなかった。ナイフの切れとか関係なく不器用なのだ。完成したフェザースティックを見ると、私が知っているフェザースティックとは、まるで違った。海と膿くらい違った。
フェザースティックにファイヤースターターで火を付ける。ファイヤースターターは私物だ。これで火花を作り出し、フェザースティックに着火させることで火種ができて、それを炭なり薪なりに移し、火を大きくしていく。
結論から言えば火はついた、ガスコンロに。フェザースティックもファイヤースターターも関係なくガスコンロは簡単に火がついた。ナイフのせいではない。私の作ったフェザースティックでは火がつかないのだ。ナイフの切れは関係なく、不器用だから。でも、ガスコンロがあるからいいじゃない。
幸せな食事
肉が焼けた。最高ではないか。自宅でもキャンプ気分は味わえるのだ。厳密には知り合いの家で私の家ではないけれど、広いので私の家より開放感もある。もちろんその楽しさにはこのナイフのパワーもある。さらにパワーを発揮してもらう。
面白いほど切れる。やはりナイフに切れ味は大切すぎる。この世の因果を断ち切ることもできそうな切れ味なのだ。切れないものはないかもしれない。いや、フェザースティックはできないんだけどね、それはナイフ以前に私が不器用だから。
素晴らしい食事の完成ではないだろうか。焼き加減もちょうどいいように思える。私は一人暮らしも無駄に長いので料理は一通りできるのだ。できないのはフェザースティックくらいなのだ。
いいナイフで食べる肉はいい肉のように感じる。とにかく美味しかった。食べたらね、思ったより硬くて、ナイフのキレがよくて柔らかい肉と勘違いしていたけれど、硬かった。でも美味しかった。全てはナイフのおかげだ。
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WESN Bornas|キャンプはもちろん、一本は持ちたい一生モノのシースナイフ
WESN Bornas(ウェスンボーナス)は、世界最高水準の生産体制を誇るスウェーデンで製造された固定刃のシースナイフ。
高品質で軽量かつ耐久性に優れ、まさに「一生モノ」。
キャンプやブッシュクラフトはもちろん、大人の嗜みとして一本は持ちたいナイフ。
ハンドルは4種類、シースはレザー2種とカイデックス1種をご用意。
一生モノのナイフ
本当に切れ味のよいナイフでキャンプは楽しかった。これをキャンプと言っていいのかは謎だけれど、言い切ろうと思う。これはキャンプです、というか、これぞキャンプです。外で料理をするといつもより美味しく感じるのだ、だからキャンプということにしたいと思う。キャンプはどこでもできるのだ、知り合いの庭とかでも。