タフっていいよね。
Samsung(サムスン)Galaxy Z Fold 3の発表で、サムスンが強調したのはその耐久性。まだまだ出たばかりなので、リアルな使用での耐久性はもう少し時が経たねばわかりませんが、現時点でのやってみた系レビュー(落としてみた、ぶつけてみた)では、かなりタフという結果がでています。Z Fold 3はフレームに「Armor Aluminum」、ディスプレイに「Gorilla Glass Victus」ガラスを使っており、サムスンも自信ありありのタフさ。ディスプレイの保護フィルムも改善され、パネルの層も増えて、スクリーンの耐久性もアップしています。
ガジェットの耐久レビューも行うAllstate Protection Plansが、Galaxy Z Fold 3をテスト。落下テストと水没テストの様子がYouTubeで公開されています。落下テストでは約20万円もするZ Fold 3を躊躇なく6フィート(約2m)の高さから落としています。開いた状態での落下は、フレームの角とスクリーンにちょっとの傷。閉じた状態の落下では、画面が結構バキバキになってますね。水没テストでは水深5フィート(約1.5m)に30分浸水。IPX 8の仕様通り無事生還しています。
サムスンは2019年の初折りたたみスマートフォンGalaxy Foldのデビュー以来、その耐久性を高めてきました。第3世代となるGalaxy Z Fold 3は、Allstate Protection PlanのJason Siciliano氏曰く「今まで試した中で最もタフ、最も耐久性の高い携帯電話です。落下テストでひび割れなかった初めての内部スクリーン(開いた状態の大きなスクリーン)ですからね」
まだまだ折りたたみスマホにとって最大の課題(難点)は、画面の耐久性と言っていいと思います。あくまでも落下&水没テストではありますが、今までで最高のタフさと言われると、じゃあついに使ってみようかなと思う人もいるはず。実際のところ、Z Fold 2も悪くなかったですからね。リアルでは水深1.5mに30分水没させることも、2mの高さからスクリーン下にしてえいっっっ!と落とすこともないのでね。Z Fold 2より圧倒的にタフならかなり期待できそう…。
端末代が約20万円。メインディスプレイの修理代は5万円強。外側のサブディスプレイの修理代は2万円弱。まぁ、いくらタフと言われても、タフに扱える金額ではないのですけれど…。