こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。
誰しも一度は、子どもの頃コマ回しにハマった経験があるんじゃないでしょうか?
うまく回せたときにはなんとも言えない高揚感が得られますし、バランスを保ちながら回転するコマはいつまでも眺めていられそうです。
クラウドファンディングサイトmachi-yaにも、イスラエル発のユニークなコマ「LIMBO」が登場しています。一見したところ、金属製の美しいコマなのですが、実は内部に電子ジャイロが仕込まれたハイテクトイです。
ひとたびコマに回転力を加えたなら、電子ジャイロが回転を引き継ぎ数時間回り続けます。まるで魔法のような不思議なコマについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
3~4時間回り続ける
コマといえば日本の十八番といったイメージがありますが、意外にも「LIMBO」が生まれたのはテクノロジー先進国イスラエルです。
アート作品にも通ずる「LIMBO」の美しい曲線美は、金属の削り出しによるもの。直径10cm、高さ1cmのボディ内部には加速度センサーやIC基板、静音モーター、充電式バッテリーなどのハイテク部品が配置されています。
また、回転中にフロアと接する最下部には、動力のロスを抑えるべく金属製のベアリングボールを搭載。巧妙に設計された構造のおかげで、「LIMBO」はスピードとバランスを保ちつつ3~4時間回転し続けます。
ほかにはない斬新製もあって、「LIMBO」はアメリカのクラウドファンディングサービスKickstarterで、史上最も成功したコマ型のトイガジェットとなりました。
トマトの上でも安定して回転
長時間回るだけじゃなく、「LIMBO」はこれまでのコマでは考えられなかったトリッキーな芸当を見せてくれます。
トマトやろうそくなど、狭くて不安定なモノの表面でも回転させられますし、タンバリンの表面でバウンドしても回転をやめないんです。
これには「LIMBO」の特長である安定性が大いに関与しているはず。また、さまざまな材質の表面に対応できるのは、モーターのパワーと回転をコントロールするための独自アルゴリズム(PID制御アルゴリズム)の賜物とも言えます。
「LIMBO」では、接地面の摩擦の大小によりモーターのパワーを切り替えていて、摩擦の大きなときには加速稼働を、摩擦の少ないときには省エネ稼働をこなしているんです。
専用台を使えば能力全開
適応力の高い「LIMBO」ですが、ガラスのような摩擦がほとんどない材質を苦手としています。「LIMBO」を最適な環境で回したいなら、専用台の「LIMBO Base」を活用するのがおススメです。
「LIMBO Base」上で回せば「LIMBO」の全力が見られますし、テーブルの縁から落下する事態も防げます。
ホワイト、ブラック、トランスルーセント(半透明)と3タイプ展開の「LIMBO Base」は、本体と統一感があるデザイン。セットで揃えておけば、「LIMBO」の知的でエレガントなルックスがより際立ちます。
ちなみに「LIMBO」は4タイプ展開となっていて、アルミ(鏡面磨き仕上げ)、アルミブラック(マット仕上げ)、アルミブラック(磨き仕上げ)、チタンがそれ。個性的ながらどのタイプも魅力的です。
マジカルなトイガジェット「LIMBO」は、現在machi-yaで支援を受け付けています。執筆時点では、アルミ(鏡面磨き仕上げ)のタイプが早割、9,150円(消費税・送料込み)からオーダー可能な状況です。
よりお得なセットのコースも用意されているので数タイプをコレクションしたい方は要チェックです。
>>回転が止まらない!秘密が隠された不思議なコマ型トイガジェット「LIMBO」
Image: Fearless Toys Ltd
Source: machi-ya