Googleのレイオフが『イカゲーム』なみに無慈悲だと話題に

GIZMODO

メール見ないで出社したGooglerたちを待ち受けていた悲劇…。

投資家筋からの突き上げ史上最大1万2000人のレイオフを断行したGoogle(グーグル)。シリコンバレー最高水準の高待遇を誇るクラウンジュエルを襲った人員整理は、まさに天国と地獄の分かれ道です。

BEFORE:天国(レイオフされる前のグーグル会計ストラテジストJules Monicaさんの場合)

@julesmonica Another day in the life working at Google ? #google#SmoothLikeNitroPepsi#fyp#techtok#womenintech#job♬ HANDSOMER – Russ

AFTER:地獄(レイオフされて泣くNicole TsaiさんのBEFORE&AFTER。元動画は非公開

レイオフ対象も機械的に選んでる?

あまりにも落差がありすぎるため、考慮に考慮を重ねた結果、いっそロボティックにいこう!ってことになったんでしょうか? その進め方は至って機械的なものでした。

レイオフ通知はメール1本で、勤続ウン十年の中堅社員にも、お別れのケーキはおろか、連絡先交換の機会すら与えられませんでした。

メールをチェックしないで出勤した社員は、会社の入口で1人1人社員バッジをセンサーにかざすように命じられて並び、緑ならパス、赤はレイオフ。

何度かざしても赤が出る社員は、センサーの誤作動か何かと思ったんでしょう。受付を通り過ぎて入ろうとしたら警備員(20日金曜の朝はいつになく人数が多かった)に呼び止められて、そのまま出口にエスコートされていきました。

まるで犯罪者扱いで、そんなシーンを目の前で見せられたら、緑でパスできた社員だって心中穏やかじゃいられませんよね。あー自分はいつこの地面に穴が開いて奈落の底に突き落とされるんだろう…明日は我が身だな…って思っちゃうのでは。「Googleはレイオフもアルゴリズム」という冗談とも本気ともつかない話も出回っていますし…。

警備員のエスコートといえば、Twitterでもアジア事業を総括するTwitterシンガポールがリース代不払いで全社員即日退去を命じられて、最後は警備員に出口に誘導されたって噂ですが、それとは別種の苦悩がありますよね。

このほかにも売上目標達成を祝った翌日にレイオフされた社員、出張先でレイオフされた社員、オフサイトで急に退場させられてレイオフだと知った社員、産休・育休を控えた転職の難しい局面でレイオフされた社員もいます。事前予告なく会社のシステムからシャットアウトするのは、会社を逆恨みして機密を持ち出す社員がいるかもしれないとの判断からですが、このTwitter流レイオフがこれからのスタンダードになるのかと思うとゾッとします。

勤続9年・妊娠6カ月でレイオフされたRebekah Moranさんは、「生まれてくる子どもには、不確実なときこそ花開くものがある、その意味を身をもって示したい」とTikTokで力強く語り、動画は100万回以上再生されました。

@rebekah_ny#workingmoms#workingparents#pregnant#layoff#googlelayoffs#courage#movingforward#maternityleave#riseup♬ original sound – Rebekah Moran

泥から蓮が生まれるように強く生きてほしいです。

Source: TikTok(1,2), Twitter

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