みなさんは福島県の名菓『ままどおる』をご存じだろうか? お恥ずかしい話、私、P.K.サンジュンはその存在を知らなかったのだが、聞けば福島県では鉄板中の鉄板で「知らない人はまずいない名菓」だという。
ほう、ならば「常識おみやげ検証」のネタにしてみようではないか……というわけで、いただきものの『ままどおる』を使って、ライターたちの知見の高さを測ってみたのでご覧いただきたい。
・福島を代表する名菓
公式ホームページによると、福島県郡山市の「三万石」が手掛けているという、ままどおる。その正体は、バターを使った生地でミルクあんを包んだ焼き菓子のようだ。特徴的なネーミングは、スペイン語で「お乳を飲む子」をイメージしているらしい。
初めて食べてみたところ、非常に優しい味わいのお菓子で、しっとりとした口当たりも実に良好だ。確かにこれをお土産でいただいたら「いいものをもらっちゃった☆」と思えるハズ。さすが福島県を代表する名菓である。
・ヒントありで出題
……が、私自身が『ままどおる』の存在すら知らなかったことを思えば「白い恋人」や「萩の月」ほどの知名度はないのだろう。というわけで今回は「福島県のおみやげ」と「まま〇〇」というヒントを出すことにした。
しつこいようだが、私自身が知らなかったため「当てられるのかよ?」と思っていたのだが……まずは見事に正解を言い当てたメンバーをご覧いただきたい。
御花畑「ままどおる」
和才「ままどおる」
原田「ままどおる」
亀沢「ままどおる」
なんと10人中4名が『ままどおる』を知っていた。常識おみやげ検証での正解率100%を継続中の御花畑もさすがであるが、和才は「前職時代に福島県の仕事をしていて “まま” と聞いて思い出しました」とのことである。
また、亀沢は「一時期、福島に行きまくってたから知ってる」、原田は「ちょうど1カ月前くらいに友達からもらったんですよ」とのことであった。常識おみやげ検証は、タイミングや巡り合わせが非常に重要と言えるだろう。
さて──。
・珍回答続々
ここからは『ままどおる』を知らなかったメンバーたちの珍回答をご紹介したい。やはり「まま」をカタカナの「ママ」に変換してしまったメンバーが多かったのだが、各自がひねり出した商品名はと言うと……!
中澤「ママの気持ち」
GO羽鳥「ママの真心!」
あひるねこ「ママールト!」
佐藤「ママ、パパ、ありがとう!」
Yoshio「ママー! 今日のおやつは何!? ママ―!!」
砂子間「ママの骨?」
ママの……骨だと……? んなワケねーだろ! 砂子間は「お菓子の形が骨に似ていたので……」と言っていたが、そんなもん売れねーわ!! うつくしま・福島よ? 福島はそんな物騒なところじゃありませんから!
また、どうやら佐藤とYoshioの思考回路は非常に似ているようで「わかさいも編」の「とんでんいも」に続き、今回も長文であるところが一致していた。いや、それも商品名としてはセンス無さすぎるだろうよ。
というわけで、福島の名菓『ままどおる』の知名度は40%とさせていただく(サンジュン調べ)。実に優しい味わいのお菓子なので、まだ食べたことがない人は1度ご賞味いただきたい。食べればきっと「これは鉄板だな」と納得するハズだ。
参考リンク:三万石「ままどおる」
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.