【Mac Info】ひとつ上をいくFinderによるファイル操作術 〜Macのキホン Vol.1

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 Macのファイルマネージャーである「Finder」は、ファイルの移動や整理を行なううえで欠かせない存在です。多くのMacユーザーは、普段それほど意識せずにファイルの操作を行なっていると思いますが、効率的な操作を心がけることで日々の作業効率は上がります。ここでは、定番の操作でありながら作業効率アップを図れる数々のFinder操作テクを紹介しましょう。ベテランMacユーザーでも、案外知らない操作があるかもしれませんよ。

Macを使ううえでFinderの操作は避けて通れません。Mac上達の秘訣はFinderにあり! と言っても過言ではないでしょう

  1. そもそもFinderって何?
  2. ファイルの基本的な操作、漏れなく把握している?
    1. 1.キーボードとの組み合わで複数のファイルを選択できる
    2. 2.ファイル名のタイプでもファイルを選択できる
    3. 3.ドラッグ&ドロップは同一ストレージかどうかで挙動が変わる
    4. 4.ドラッグを途中でやめたいときは[esc]キー
    5. 5.コピー&ペーストでファイルを移動できる
    6. 6.スプリングローディングは[スペース]キーで高速化
    7. 7.ドラッグ中に背面のウインドウを前面に表示
    8. 8.Mission Controlはドラッグ中でも呼び出せる
    9. 9.ファイルをプレビューしたいならクイックルックを活用
    10. 10.ファイルのリネームは[return]キーで
  3. Finderウインドウの表示モードは状況に応じて切り替えよう
    1. 1. Finderウインドウの表示モードを使い分ける
    2. 2. Finderウインドウのタイトルバーで階層を変更できる
    3. 3.タイトルバーのダブルクリックでFinderウインドウをDockに格納
    4. 4.Finderウインドウを画面の左側半分にリサイズ
    5. 5.すべてのFinderウィンドウを一度に閉じる
    6. 6.タブの切り離しと結合を自在に操作
    7. 7.タブの表示をキーボードショートカットで切り替え
    8. 8.フォルダの中身を新規タブで開く
    9. 9.特定の場所を一発で表示するキーボードショートカット
    10. 10.カラム表示の仕切り線を素早く調整
  4. Finder操作の効率化は「チリも積もれば…」が肝心
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そもそもFinderって何?

 Finderは、Macのファイル操作をする特別なアプリです。Macが起動するとFinderも自動的に起ち上がり、基本的にはMacの使用中は常に動作しています。ファイルやフォルダをユーザーに見えるようにして、ドラッグ&ドロップで移動したりコピーしたりといった操作ができるのは、すべてFinderのおかげなのです。

 なお、古いMac OSでは、Finderとシステムは分離不可能な関係でしたが、現在のmacOSではアプリとして独立しており、システムをシャットダウンさせずにFinderだけ再起動することも可能です。

macOSのFinderは独立したアプリなので、[command]キー+[option]キー+[esc]キーのキーボードショートカットから、[Finder]を選んで[再度開く]をクリックすることで再起動できます

ファイルの基本的な操作、漏れなく把握している?

 Finderの操作テクニックをマスターするために、まずは基本的な操作をチェックしていきましょう。いずれも古くからある定番の操作ですが、Mac歴が長いユーザーでも意外と知らないものがあるかもしれません。抜け落ちがないか確認してみましょう。

1.キーボードとの組み合わで複数のファイルを選択できる

 Finderでは、[command]キーを押しながらクリックしていくことで複数のファイルを選択できます。また、Finderウインドウの表示方法を「リスト表示」「カラム表示」「ギャラリー表示」のいずれかにしている場合、1つ目のファイルをクリックしたあとに[shift]キーを押しながら別のファイルをクリックすることで、1番目に選んだファイルから2番目に選んだファイルまでの範囲をすべて選択できます。

 なお、すでに選択されている状態から特定のファイルだけを除外したいときは、[command]キーを押しながらそのファイルをクリックします。

[command]キーや[shift]キーを組み合わせれば、複雑な選択が可能になります

2.ファイル名のタイプでもファイルを選択できる

 ファイル名をタイプ入力すれば、キーボードだけでファイルを選択できます。ファイル名をすべて入力する必要はありません。たとえば、開いているウインドウ内に「M」から始まるファイルが1つだけしかなければ、「M」だけタイプすればそのファイルが選択されます。

 日本語の場合は入力して変換する手間が発生してしまいますが、それでもタイプ入力によりキーボードだけでファイルを選択することが可能です。

ファイルの頭文字をタイプして選択したら、[command]キー+[O]キーでそのファイルをオープン。マウスやトラックパッドに指を移動しなくても、目当てのファイルを素早く開くことができます

3.ドラッグ&ドロップは同一ストレージかどうかで挙動が変わる

 ファイルをドラッグしたとき、そのファイルが単純な移動になるのか、それともコピー(複製して移動)になるのか、混乱している人もいるのではないでしょうか。実は、ドラッグ&ドロップの操作は、ファイルを移動しようとする先がどこかで、挙動が変わります。

 移動しようとする先が同じストレージ内だったときは、ドラッグ&ドロップは移動になります。たとえば、内蔵ストレージ内にあるファイルを同じ内蔵ストレージの別のフォルダに移動させようとしたときです。このとき、[option]キーを押しながらドラッグ&ドロップすることで、複製しながら移動することが可能です。

 移動しようとする先が別のストレージだった場合、ドラッグ&ドロップはコピー(複製しながら移動)になります。たとえば、内蔵ストレージ内にあるファイルを外部ストレージに移動するときです。もし単純に移動だけしたい場合は、[command]キーを押しながらドラッグしましょう。

ドラッグ時に[command]キーや[option]キーを押すと、ポインタに[+]マークが現れたり消えたりします。この表示を目安に操作しましょう

4.ドラッグを途中でやめたいときは[esc]キー

 ドラッグ操作中に、ファイルの移動をキャンセルしたくなることがあります。いったん移動し終わってから操作を取り消してもいいですが、ドラッグ操作のキャンセルも覚えておくといいでしょう。

 方法は2つあります。1つは、ドラッグ中に[esc]キーを押す方法。もう1つは、画面上部にあるメニューバーにファイルをドラッグしてマウスを離す方法です。どちらもドラッグ操作を行なう前の場所にファイルが戻ります。

ドラッグ操作をキャンセルするには[esc]キーを押します。[esc]キーは通常キーボードの左上、またはTouch Barの左端にあります

5.コピー&ペーストでファイルを移動できる

 ファイルはコピー&ペーストで複製することができます。まず、ファイルを選択してコピーし、複製したい階層を表示してからペーストすると、ファイルが複製されます。コピーやペーストは[編集]メニューから選ぶこともできますが、[command]+[C]キーや[command]+[V]キーのほうが慣れているという人も多いでしょう。

 なお、複製ではなく単純に移動したい場合、Macではカット&ペーストでの操作ができません。Macの場合はカット&ペーストではなく、ペースト時に[option]キー+[command]キー+[V]キーのショートカットを押すことで移動になります。

Finderの移動メニューには[カット]の文字が見えますが、選択することができません。代わりに[option]キー+[command]キー+[V]キーでファイルを移動する方法を覚えておきましょう

6.スプリングローディングは[スペース]キーで高速化

 ファイルのドラッグ中、フォルダに重ねた状態でしばらく待つとそのフォルダが自動的に開きます。これは「スプリングローディング」という機能です。

 スプリングローディングが発動するまでの時間は、「システム環境設定」で設定できます。[アクセシビリティ]パネルを開いて左の欄から[ポインタコントロール]を選び、[スプリングローディングの時間]スライダで調整します。また、ここでチェックボックスを外すとスプリングローディングをオフにすることもできます。

 なお、ファイルをフォルダに重ねたとき、ドラッグしたまま[スペース]キーを押せばすぐにフォルダが開きます。[スペース]キーを押しながら次々に開いていくのが効率化のコツです。

スプリングローディングはフォルダ以外にも使えます。たとえば、Finderウインドウの上部にある[<(進む)]ボタンや[>(戻る)]ボタンでも動作します。試してみましょう

7.ドラッグ中に背面のウインドウを前面に表示

 ファイルをドラッグ&ドロップで移動したいとき、移動先のウインドウが他のウインドウの裏に隠れていることがあります。こんなときにもスプリングローディング機能が役立ちます。裏にあるウインドウの見えている部分にファイルをドラッグで重ね続けると、やがてそのウインドウが前面に表示されます。

フォルダのときと同様に、ファイルを重ねて[スペース]キーを押すことですぐ前面に表示されます

8.Mission Controlはドラッグ中でも呼び出せる

 ウインドウの一部が見えていれば、スプリングローディイングの機能を使ってそのウインドウを前面に出すことが可能です。しかし、移動先のウインドウが完全に隠れている場合はどうすればいいでしょうか。そんなときは、ドラッグ中にMission Controlを呼び出すことでウインドウ一覧を表示させ、目当てのウインドウにドロップするといいでしょう。

 Mission Controlはキーボードショートカットやホットコーナー(画面の四隅に特定のアクションを割り当てる機能)で呼び出すことができます。あらかじめ「システム環境設定」の[Mission Control]パネルで設定しておきましょう。

「システム環境設定」の[Mission Control]パネルで、呼び出すためのキーボードショートカットやホットコーナーを設定しておきます

ドラッグ操作中にMission Controlを呼び出し、移動先となるウインドウにファイルを重ねます。そのまましばらく待つとMission Controlが解除され、ファイルを重ねていたウインドウが最前面に表示されます

9.ファイルをプレビューしたいならクイックルックを活用

 画像ファイルやテキストファイル、PDFファイルの内容を確認したいときは、わざわざ開くよりも「クイックルック」を使いましょう。操作は簡単、ファイルを選んで[スペース]キーを押すだけです。クイックルックを行なうと、画面の中央にプレビューウインドウが開いて内容を確認できます。確認が終わったら、再度[スペース]キーを押せばクイックルックが終了します。

クイックルックは[command]キー+[Y]キーというキーボードショートカットもありますが、[スペース]キーを押すほうがわかりやすく覚えやすいと思います

10.ファイルのリネームは[return]キーで

 Finder上でファイル名を変更する方法はいくつかあります。たとえば、[ファイル]メニューの[名前を変更]を選ぶというやり方がありますが、この場合、名前を変えたいファイルを選んでからメニューまでポインタを移動させるのが面倒です。

 そこでオススメなのが、ファイルを選んで[return(enter)]キーを押すやり方です。この操作を行なうことで、即座に文字入力状態に切り替わります。

ファイル名の変更は、コンテキストメニュー(副ボタンのクリックまたは[control]キー+クリック)から行なう方法もありますが、やはり[return(enter)]キーがもっとも効率的です

Finderウインドウの表示モードは状況に応じて切り替えよう

 Finderでファイルやフォルダを表示するウインドウのことを「Finderウインドウ」と呼びます。FinderウインドウはOSのバージョンアップのたびに少しずつブラッシュアップが行なわれ、現在は非常に使いやすいものになっています。さらに、ぱっと見は気づきにくい便利な操作テクニックもたくさんありますので、ここでまとめてご紹介しましょう。

1. Finderウインドウの表示モードを使い分ける

 Finderウインドウは、「アイコン」「リスト」「カラム」「ギャラリー」という4種類の表示モードがあります。それぞれメリットがありますので、状況に合わせて臨機応変に切り替えるのが効率化のコツです。各表示モードの主なメリットは次のようになります。

アイコン表示: サムネイルで全体を一覧できます。画像フォルダから目当ての画像を探すのにオススメ

リスト表示: 変更日やファイルサイズなどで並べ替えが可能。「昨日つくった書類はどれだっけ?」というときに素早く見つけられます

カラム表示: フォルダの階層が把握しやすい表示モード。ファイルをドラッグして場所を変更するときにはこのモードが効率的です

ギャラリー表示: 大きなプレビューで内容を確認できるモード。画像ビューワ代わりに使って「ベストな1枚」を選ぶときに重宝します

 Finderウインドウの表示モードは、[command]キー+[1]キーから[command]キー+[4]キーまでキーボードショートカットが用意されているので、いつでもパッと切り替えられるように覚えておくといいでしょう。

2. Finderウインドウのタイトルバーで階層を変更できる

 Finderウインドウの一番上にはフォルダ名が表示されます。このフォルダ名の部分を副ボタンクリック(または[control]キー+クリック)すると、そのフォルダが格納されている上位階層を遡って一覧表示できます。また、そこからフォルダを選べば、選んだところに表示が切り替わります。

タイトルバーを副ボタンクリックすると階層が表示され、そこから選んでウインドウの表示を切り替えることが可能です

3.タイトルバーのダブルクリックでFinderウインドウをDockに格納

 Finderウインドウが邪魔なときは、ウインドウ左端の3つ並んだボタン群の中にある、黄色い[-]ボタンを押すことでDockに格納できます。さらに、「システム環境設定」の[Dockとメニューバー]パネルを開き、[ウインドウタイトルバーのダブルクリックでしまう]の項目にチェックを入れると、文字どおりタイトルバーのダブルクリックでDockに格納できるようになります。

 他のボタンがないところならタイトルバーのどこでも反応するので、ざっくりとしたマウス操作でもよくなり作業が効率化します。

設定は「システム環境設定」の[Dockとメニューバー]パネルで行ないます。[ウインドウタイトルバーのダブルクリックで]のあとにプルダウンメニューがあり[しまう]と[拡大/縮小]がありますが、[しまう]がオススメです

4.Finderウインドウを画面の左側半分にリサイズ

 Finderウインドウの左上にある緑色のボタンを押すと、そのウインドウがフルスクリーン表示になります。しかし、マウスポインタを緑色のボタンに重ねたまましばらく待つと、ボタンの下にいくつかの項目が表示されます。

 項目の中から[ウインドウを画面左側にタイル表示]を選ぶと、フルスクリーンで2分割表示を行なう「Split View」というモードを呼び出しますが、Split Viewモードにしたくないときは[ウインドウを画面左側に移動]を選ぶといいでしょう。操作したウインドウのサイズが画面の半分になり、左側へと移動します。

 別のウインドウを画面右側に配置したいときは[option]キーを押しながら緑色のボタンにマウスポインタを重ねてみましょう。[option]キーを押している間だけ[ウインドウを画面右側に移動]という項目が表示されます。

 これらの機能を使うことで、2つのウインドウをキレイに並べることができます。ファイルの整理をするときなどに重宝するはずです。

Finderの緑ボタンは[option]キーを押すことで選べる項目が変わると覚えておくと便利です。なお、同様の操作はメニューバーの[ウインドウ]メニューからも行なえます

5.すべてのFinderウィンドウを一度に閉じる

 Finderで複数のウインドウを開いてしまったとき、わざわざ1枚ずつウインドウを閉じるのが面倒に感じたことはないでしょうか? 「ウインドウを閉じるときは赤色のボタン」と覚えている人は多いと思いますが、このとき[option]キーを押しながらクリックすることですべてのFinderウインドウを閉じることができます。

すべてのFinderウインドウを一度に閉じたいときは[option]キーを押しながら赤色のボタンを押しましょう。キーボードショートカットを使う場合は[option]キー+[command]キー+[W]キーとなります

6.タブの切り離しと結合を自在に操作

 Finderウインドウのタブは、ウインドウの外にドラッグすることで別のウインドウとして切り離すことができます。ウインドウ間でファイルを移動させたいときは、2つのウインドウを並べたほうが操作しやすいはずです。

 しかし、画面がウインドウだらけになると見た目が雑然としてきます。そこで覚えておきたいのが、すべてのFinderウインドウを1枚にまとめるというテクニックです。メニューバーの[ウインドウ]メニューから[すべてのウインドウを結合]を選ぶだけです。

[ウインドウ]メニュー→[すべてのウインドウを結合]を選ぶと、すべてのウインドウがタブになり、1枚のウインドウ内に格納されます

7.タブの表示をキーボードショートカットで切り替え

 Finderのタブは、[control]キー+[tab]キー、または[shift]キー+[control]キー+[tab]キーで表示を切り替えられます。こうしたキーボードショートカットを覚えておくと、ポインタをあちこちに移動させる回数が減り、作業が効率化します。ぜひ覚えておきましょう。

[control]キー+[tab]キーによるタブの切り替えは、Finder以外だけでなくSafariなど数多くのアプリで使えます。ぜひマスターしておきたいキーボードショートカットです

8.フォルダの中身を新規タブで開く

 通常、Finderウインドウでフォルダをダブルクリックすると、そのウインドウの表示内容が切り替わってフォルダの中身を表示します。しかし、今開いているウインドウはそのままの状態で、フォルダを別のタブとして開きたいこともあるのではないでしょうか。

 フォルダを副ボタンクリック(または[control]キー+クリック)してコンテキストメニューから[新規タブで開く]を選ぶ方法もありますが、もっと簡単な方法もあります。[command]キーを押したままフォルダをダブルクリックするだけです。複数のフォルダを選択すれば、すべてまとめて開くことも可能です。

たとえば、「得意先A」「得意先B」「得意先C」のフォルダをすべて開きたいとき、すべてを選択してから[command]キーを押しながらダブルクリックすれば、それぞれが新規タブで開きます

9.特定の場所を一発で表示するキーボードショートカット

 Macの中には、[ホーム]フォルダや[書類]フォルダなど、どのMacにも必ず存在するフォルダがいくつかあります。これらのフォルダの多くは、表示するためのキーボードショートカットが用意されており、覚えておくと目的のフォルダに素早くアクセスできるようになります。

 とりわけ[コンピュータ][アプリケーション][ホーム][書類]の4つは、呼び出す頻度が比較的多いと思います。キーボードショートカットを覚えておくことでFinder操作の効率化につながるはずです。

基本的には[shift]キー+[command]キーとなんらかの英語キーの組み合わせです。[ダウンロード]フォルダだけ例外的に、[option]キー+[command]キー+[L]キーになっています

10.カラム表示の仕切り線を素早く調整

 Finderウインドウの表示モードを「カラム」表示にしていると、ファイル名がスペースに収まりきらず表示が省略されてしまうことがあります。そんなときは、仕切り線をドラッグすることでカラム幅を調整することが可能です。

 さらに、ドラッグ操作するのではなく、仕切り線をダブルクリックすると、ファイル/フォルダ名がすべて表示されるカラム幅に自動調整されます。ファイル名が見えにくいときは活用してみましょう。

「カラム」表示でファイル名がよく見えないときは、仕切り線をダブクリックしましょう

Finder操作の効率化は「チリも積もれば…」が肝心

 キーボードとマウス操作の組み合わせ技は、Macを使い始めたばかりだと把握しきれないかもしれません。キーボードショートカットも、数が多すぎて覚えるのが大変だと感じると思います。しかし、これらの操作を覚えていくことは、確実に操作効率のアップにつながります。

 1つ1つの操作で減らせる手間はわずかですが、何事も「ちりも積もれば山となる」です。最初からすべてを覚えようとする必要はありませんが、日頃から「知らない操作は積極的に覚えよう」と意識しながら使うことで、段々と操作が素早くなっていくはずです。

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