縦開きのフリップ型、横開きのフォールド型に続く、三つ折りまで登場してきました。
MMD研究所の調査によると、日本国内のモバイルOSのシェアはiPhoneが49.6%と圧倒的。そんなシェア率の中、選択肢としてちょっと気になるのが「折りたたみスマホ」です。
Google Pixel Fold以外にも、気になるデバイスがたくさん。今回は、そんな折りたたみスマホを3つ集めてみました。
フリップ型の魅力が詰まった「motorola razr 50」NTTドコモ限定モデル
こちらは開くと6.9インチの大画面、閉じると3.6インチのアウトディスプレイで、開いても畳んでも操作できる折りたたみスマホ、「motorola razr 50d(M-51E)」。
たとえば、アウトディスプレイのホームレイアウトに配置したアイコンから、メディアの再生、スケジュール確認、カメラ起動…などの操作が可能。
Googleとのパートナーシップにより、Geminiアプリをスマホを閉じたままで操作やd払いの支払いも、片手で操作しながらサッと起動させることができます。
前面と背面それぞれにディスプレイがあるほか、カメラもそれぞれについています。だから、アウトディスプレイではアウトカメラで自撮り、アウトディスプレイでプレビュー表示をしてインカメラで他撮り…なんて使い分けもできます。
あとは、90度に曲げてハンディカメラのように持つと、自動で動画撮影モードに。メインカメラは光学式手ブレ補正機能つきの5,000万画素、2.5cmまで寄れる超広角/マクロカメラは1,300万画素、フロントカメラは3,200万画素。スマホをカメラとして使いたい方に、ちょうどいいスペックの折りたたみスマホかもしれません。
元記事では、折りたたみスマホの課題、液晶に開閉の跡や開閉の操作を詳しく紹介しています。
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折りたたみスマホ界で格段に大画面になりそうなSamsungのスマホ
大きな画面を小さく折って持ち歩けるのがメリットな折りたたみスマホですが、来年リリースが期待されるSamsung(サムスン)のGalaxy Z Fold7、Galaxy Z Flip7は、ディスプレイが大きくなりそうなんです。
ディスプレイ業界の調査・コンサルを行なうDSCCのアナリスト、ロス・ヤング氏によれば、来年リリースされるであろうSamsungの折りたたみスマホは、画面のサイズアップに期待できそうなのだとか。選択肢の増えてきた折りたたみスマホの中でも、ディスプレイサイズで差別化を図るつもりなのかもしれませんね。
彼の予想は、Galaxy Z Fold7が8インチ、縦に開くGalaxy Z Flip7が6.85インチ(どちらも開いた状態)のディスプレイ。既存のGalaxy Z Fold6は7.6インチ、Galaxy Z Flip6は6.7インチなのでひと回り大きいサイズ感ですね。
元記事では、過去/既存モデルのサイズ感も遡りつつ、この予想を詳しく解説しています。
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来年、Xiaomiから三つ折りスマートフォンが出るかも
二つ折りのさらに上をいくのが三つ折りスマートフォン。今年、世界で初めて商品化されたHUAWEI(ファーウェイ)の三つ折りスマホ「HUAWEI Mate XT ULTIMATE DESIGN」が話題になったばかりです。
そんな「HUAWEI Mate XT ULTIMATE DESIGN」、中国国内で数百万件の予約が殺到し、とても手に入らない人気ぶりなのだとか。中国での三つ折りスマホへの関心の高さが伺えますね。
そんな中、GizChinaが報じたのは、来年にXiaomi(シャオミ)が三つ折りスマホを出すという正式発表。
Xiaomiは、日本でもスマートフォンやスマートウォッチのコスパのよさが話題。三つ折りスマホでは、HUAWEIが先陣を切る中、Xiaomiが「低価格」という武器で攻めてくれることを期待しながら発売日を待ちたいところです。
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ちなみに、編集部が一足お先に「HUAWEI Mate XT ULTIMATE DESIGN」を見に行ったところ、こんな感じ。Zのように折られていて、二つ折りスマホにはないドンと構えるような迫力があります。
中国国内では予約時点で370万台以上も売り上げたとあって、いつか日本での発売も期待したいところですね…。