買って損することなんてない。
Amazonの電子書籍でおなじみのKindle。ずっと気になる存在ではあったものの、今まで1度も体験したことがなかった筆者ですが、新型モデルの発売を機に約1週間半ほど試してみました。
結論からいうと、「もっと早く試すべきだった」この一言に尽きるほどKindleに魅了され、心の底から欲しいと思えるデバイスに巡り合えました。
本しか読めない、でも逆にそれが良い
先月発売開始となった新Kindleシリーズ「New Kindle」には全部で4つの機種が存在しますが、今回試したのはエントリーモデル。
片手に収まる6インチディスプレイで、バッテリーはフル充電で最大6週間もちます。ストレージも数千冊保存できる16GBだったりと、僕のようなKindle初心者には何一つ不満のないスペックです。
そもそもKindleとは読書専用デバイスであるため、SNSやメッセージの通知等に邪魔されることなく、読書だけに集中できるのが大きな魅力に感じました。
どこにでも持ち運べるちょうど良いサイズ感
新型Kindleですが、ズボンや上着のポケット、ショルダーバッグなどに入れて持ち運べるコンパクトなサイズ感も気に入りました。小型タブレットiPad mini (第6世代)と比べてもこの大きさ。重量も158gと軽いため、ほかの荷物の負担にならないのと片手持ちでも腕が疲れないことが素晴らしいと感じました。
電車やバスなどの移動中はもちろん、飲食店で食事が届くまでのちょっとした時間でもサッと取り出してすぐに本が読めるこの感覚、一度体験すると快適すぎてハマります。
電子書籍だけど、目が疲れにくいのが良い
スマートフォンやタブレットでの読書体験は目が疲れてしまう為ニガテな筆者ですが、KindleはE-Ink(電子ペーパー)技術のおかげで約1〜2時間ぶっ通しの読書でも目が疲れるということはありませんでした。
ページの切り替えが早いことも驚きましたが、ディスプレイの明るさについても前世代より最大25%明るくなったとのことで、直射日光下でもハッキリと文字を読むことができましたし、ダークモードをオンにすることで睡眠前の読書も快適に行うことができたのは嬉しかったですね。目に優しいディスプレイってユーザーにとってかなり大事なことなんじゃないかと。
電子書籍ならではの強みも見つけることができた
Kindleは紙の本に近い感覚で読めるのに加え、電子書籍ならではの強みも見つけることができました。それは自分好みの読書スタイルを簡単に作り上げられるということ。
フォントや文字の大きさ、レイアウトなどを細かく設定できるため、紙の本より読みやすい環境を作ることだってできちゃいますよ。
究極の本1台が2万円以下で買えるって魔法みたいなことなのでは?
今回レビュー用ということでKindleを試せたのは約1週間半ほどですが、正直今は手放すのが本当にツライ。心の底からそう思います。
本体価格は税込19,980円ですが、数千冊保存できること、コンパクトなサイズ感で持ち運びに優れてること、そして自分好みの読書スタイルを構築できるって考えたら正直お得すぎるのでは?と感じました。
Kindleを1台持つことで本を読む時間を増やすことができる=日々の生活がもっと豊かになる、僕はそう確信したので買うことにします。
Text, Photo: はらいさん