「Pixel Buds Pro 2」の装着感が大幅にアップ。デザイン変更は正解でした

Google(グーグル)の製品発表会Made by Googleで明かされた新型イヤホン「Pixel Buds Pro 2」。各国のメディアがプレスルームやデモで発売前から実機を触りまくっていますが、米Gizmodoももちろん例外ではありません。

Pixel Buds Pro 2ハンズオン。触って最初の感想、第一印象はこんな感じです。ちなみに、音は試せてないそうでがっかり…。


今回Googleが求めたのは、Google印のAirPods Pro 2でしょう。実際のところどうなのかはガッツリレビューしないとなんとも言えないので、あくまでも第一印象を述べていきます。

前モデルから30ドル値上げして230ドル(日本では3万6800円)になったPixel Buds Pro 2は、大きなデザイン変更を行ないました。装着感は前モデルとは別物と言っても過言ではないほど。前モデルが片耳6.3gだったのに対し、本モデルは4.7g。よりエルゴノミックに、より小さく、より軽いモデルになっています。見た目で似ているのは、Samsung(サムスン)のGalaxy Buds FEかな。

装着感が格段にUP

いいイヤホンないかなー。小石を耳に突っ込んだような感覚にならないやつを求めて数年。Pixel Buds Proは、小さくて平べったいアンテナを耳に突っ込んだような感覚でした。が、今回のPixel Buds Pro 2は少しデザインが変わり、小ぶりになったことで耳のフィット感がバツグンによくなりました

その理由の1つはイヤーチップ。前モデルでは付属チップ3サイズでしたが、本モデルはSX/S/M/Lの4サイズ。次に固定用アーチ、羽のように左右に飛び出た部分を捻ってフィット感を調整することができます。Googleいわく、これ使うごとにひねる必要はなく、よりギュっとフィットさせたいときだけひねればOK。装着してみたところ、確かにこれのおかげで明らかに着け心地がよくなっています。

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Photo: Artem Golub / Gizmodo US
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Photo: Artem Golub / Gizmodo US

また、イヤホンのメイン部分はフラットで、タップ、スワイプ操作がしやすいのも地味にうれしいところ。

イヤホンのデザイン以外は、前モデルと似たところも多くあり、たとえば充電ケースは、スムーズな手触りで開閉のクリップ感が小気味いいまま。前モデルから改善すべきところは改善し、いいところはそのまま残した。そんなシンプルで素直な新モデルで好感がもてます。

音質向上(らしい)

残念なことに、実機に触れるデモ会場では肝心の視聴ができませんでした。が、Googleいわく、Tensor A1チップを搭載したことで、前モデルよりもオーディオ処理スピードが劇的に向上。また、11mmドライバ−搭載で、低音も高音もよくなったとのこと。

ANC機能は、周辺の音をより素早く察知し、適応できるようになっているとのこと。ユーザーの会話、つまり話出しを以前よりも素早くキャッチできるので、ノイキャン緩和の対応スピードも速くなったとのこと。

音に関しては、これも長期レビュー必須です。

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Photo: Artem Golub / Gizmodo US
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Photo: Artem Golub / Gizmodo US

バッテリー・AI Gemini

バッテリー持ちはANCありで最大8時間、充電ケース込みなら最大30時間。ANCなしなら、イヤホンのみで最大12時間、充電ケースこみで最大48時間

Buds Pro 2はユーザーのスマホを介してGoogle AIのGeminiを活用可能。これ、今後流行するかビミョーなところの、未来の代替スマホとも言われるHumane AI PinやRabbit R1のような、AI端末の役割をイヤホンにさせるGoogleの作戦に感じます。現在のところ、イヤホンでのGemini使用には、安定したネット接続環境が必要。なぜなら、AI処理はクラウドで行なわれるからです。

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Photo: Artem Golub / Gizmodo US
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Photo: Artem Golub / Gizmodo US

Source: Google

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