そういえば過去にも似たようなことが…。
名前からして「ウチのAIはちょっとちがうから」と言わんばかりのApple Intelligence。9月発売見込みのiPhone 16シリーズでも早速使えるようになるかと思いきや、発売直後は使えないのではとの噂もが。
そしてここに来て、その噂を裏付ける強めの証拠が。
Apple Intelligenceは秋に来る?
先日、iOS 18.1のベータ版が開発者向けに配布され、Apple Intelligenceの一部機能が含まれているのが確認されました。言い換えると、iOS 18の段階ではApple Intelligenceが使えずiOS 18.1で使えるようになることが濃厚となったわけです。
Appleは、Apple Intelligenceのリリース時期を「秋」と述べています。そして、iPhone 16の発売日は例年通りなら9月の第2週頃。発売と同時にiOS 18が来るだろうから、その次バージョンであるiOS 18.1は11月あたりか。
こう考えると、Apple Intelligenceが使えるようになるのは11月前後が濃厚。少なくとも、発売したてのiPhone 16であっても使えないとみていいかと。
発売後、次のメジャーアップデートに期待
この「発売直後のデバイスなのに目玉機能が使えない」問題は、過去のiPhoneでもみられました。
たとえば、iPhone 7 Plusはポートレートモードをアピールしていましたが、ポートレートモードが実装されたのは発売から1ヶ月後のiOS 10.1のタイミングでした。iPhone 14で初登場した衛星経由の緊急SOSも、利用可能になったのは発売から2ヶ月後。それも米国以外ではさらに遅れてのリリースです。
こうした事例はApple(アップル)以外でもあるものの、「あれだけアピールしてたのにすぐ使えないんすね…」とガッカリな心境になるのは事実。AI関連はいま特にアツいですから、Appleがアピールしたい気持ちもわかるけど。
ま、Apple Intelligenceは米国でのベータ版からってAppleも言ってるし、日本ユーザーとしては来年かなーくらいの気持ちでのーんびり待つとしましょうか。