折りたたみiPhoneは2026年に登場? 課題は画面ヨレと厚さ

折りたたみiPhoneが出るらしい…。雪だるま式に大きくなるこの噂、着地するのは…2026年!?

フリップiPhone

現在折りたたみスマートフォンといえば2タイプ。

折りたたみスマホを牽引するSamsung(サムスン)でい言うところの、Z FoldタイプZ Flipタイプ。前者のフォールド型は従来のスマホの画面が2倍、開くとタブレットに近いサイズになるもの。後者のフリップ型は従来のスマホを折りたたんで半分サイズにして持ち歩くもの。折りたたみiPhoneで期待されているのは後者のフリップ型。

発表は2026年?

ネタ元のThe Informationの報道によれば、匿名ソース2者から情報が寄せられており、いわく折りたたみiPhoneは、早ければ2026年に登場するといいます。折りたたみスマホのため、アジア圏のパーツサプライヤーと話を始めているところだとかなんとか。

折りたたみiPhoneの社内コードネームは「V68」。ここ数年、Apple(アップル)は折りたたみスマホに関して、すでに複数特許を取得しています。

画面ヨレなし&スリムが絶対条件

Appleが目指す折りたたみiPhoneには、越えなければならない壁が2つあります。

1つ目は、現時点では折りたたみスマホの宿命である画面のヨレ。SamsungからGoogle(グーグル)まで、折りたたみスマホメーカーは今はまだ画面ヨレがゼロにはできないものの、なんとか許容範囲で折り合いをつけてリリースいます。今のところ一番ヨレが少ないのはOnePlusかな。ただし、Appleのデザイン美学的に、画面ヨレは許されないのだとか。

2つ目は厚さ。SamsungのZ Flipが通常スマホより小さくなるのは面積だけ。体積でいえば、さてどうでしょう。折りたたむことでかなり厚みが出てしまいますから。Apple印のフリップiPhoneでは、通常iPhoneからユーザーが違和感を持たない厚さにまでスリム化しないといけません。

折りたたみMacBook?

Appleで開発中の噂があるのは、折りたたみのiPhoneだけではありません。Appleアナリストのミンチー・クオ氏いわく、折りたたみのMacBookも開発しているといいます。

折りたたみパソコンといえば、 Lenovo(レノボ)のThinkPad X1 Fold 16やHPのSpectre Foldがありますが、パソコン業界のブレイクスルー商品とはなっておらず、ギミック端末の印象が濃いのが正直なところ。Appleがこれをどう捉えて形にしていくのか、Appleデザインの腕の見せどころでしょう。

Source: The Information

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