1年使って、改めて使いやすさを実感。
去年、北海道旅行に向けてカメラが入るバッグを探しまくったんです。といってもメインの旅行用バッグではなく、移動先でサっと運用できるコンパクトなバッグ。
なんやかんやあって、ミステリーランチの「DISTRICT 8」と共に、北の大地を訪れました。大きすぎず小さすぎず、サイズ感は文句なし。なおかつ、カメラバッグにはないある種のラフさが旅先で重宝したんです。
旅カメラは雑にしまうくらいでOK
・望遠レンズを付けた一眼レフが入る
・スマホなどのガジェット類を仕切れる
・肩が痛くならないストラップ
こんな条件で旅行の前にバッグ探しの旅に出た結果、たどり着いたのが「DISTRICT 8」。ワンマイル移動や旅行、フェスでの運用を想定しているほどほどサイズのバッグです。容量は8L。
カメラバッグとして見るならやや小ぶりですが、布地がダボっとしているおかげで厚みがあるカメラも収納できるのが僕的には決め手になりました。
カメラバッグではないのでクッション性は物足りないものの、旅先でサっとカメラを出し入れするならこれくらいラフな造りで充分。長い望遠レンズを付けても収納できるの、ありがて〜。
10.9インチのiPad Airがジャストサイズで収納可能。サイドに見えるマチのおかげでガバっと開けても出し入れ良好です。
ジッパーもすごく滑らかで、サッと出してサッと入れる基本的な動作がストレスフリー。
肌に接するメッシュ部分には薄い隠しポケットがあり、ここにスマホをシュっと収納できるのも便利でした。施設の入場券なんかも入れやすい。
外側には2つのポケットがあり、こちらも奥行きを作ってくれているおかげで体積のあるものもしっかり収まります。ベルクロも一周まわってレトロで良いなって思えてきました、壊れにくいしね。
ストラップは充分な幅があり、肩が乗る部分は厚みのあるパッドが。長さを調整できるアジャスター、カチっと取り外せるリリースバックルも付属。ストラップは細い方がかさばりませんが、疲労軽減を優先するなら幅や厚みは欲しいところです。
大きなカメラを小さいバッグで使いたいから
カメラを持ち歩くならカメラバッグを使えば良いんですが、カメラバッグはクッション厚やサイズ感などの関係で、どうしても大きく重くなりがち。デザインも野暮ったいものが多く、旅先で気軽に持ち歩くにはな〜って思ってたんです。そこいくと「DISTRICT 8」は、とにかく軽快。普段使いもしやすく、まさにエブリデイなバッグですね。
ちなみにDISTRICTシリーズは種類も豊富で、15インチのノートPCが入る「DISTRICT PRO」や、手ぶら感覚で使える「DISTRICT 2」など、上から下まで揃ってます。大型サイズも欲しいなぁ。
メインバッグとは別に持ち歩く追加バッグとしても、毎日使いの便利バッグとしても。程よいサイズ感の「DISTRICT 8」、買って良かったなとしみじみ思ってます。
Photo: ヤマダユウス型