新生活に揃えたい。家事の効率がアップする「家電」3選

なんだってまずはカタチから入れば、家事のモチベーションも上げられるはず。

自炊に掃除…と、やるべきことの多い一人暮らしでも、この家電があれば楽しく時短に家事をこなせる、そんな家電を3つ紹介します。

お米が炊けて蒸し料理もできる電子レンジ

Image: Koizumi

自炊を予定している人は、たとえばこんなのどうですか? 家電メーカーのコイズミが、土鍋と蒸し器がセットになった電子レンジ「KRD-183D/K」を発売。

土鍋や蒸籠って素敵ですけれど、ちょっと敷居が高い。なので、一人暮らしで購入する人が多いだろうレンジにそれができる機能がついてくるってのに惹かれますね。土鍋のご飯や蒸し料理が好きだなって思ったら、そこからハードルあげて本格的なやつを揃えればいいのです。

そもそもレンジなので、買ってきたお弁当を温めたっていいんです。

Image: Koizumi

公式サイトのレシピは、白米・玄米・炊き込みご飯から、パスタ、おかず、お菓子作りまで多種多様です。

付属の土鍋・蒸し器ならではの自動メニューモードが使えるので、失敗もしなさそう。ボタンを押したら、チン! ってなるまで自由時間。お風呂もよし、掃除もよしです。

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設置面積A4サイズでOKな食洗機

Photo: 照沼健太

一人暮らしの場合はスペースの都合どうしても食洗機の導入が難しい。と、そんな状況にパナソニックが2023年投入したのが、一人暮らし向け食洗機「SOLOTA」。もう1年近く使っているので、そのレビューをお届けします。

A4ファイルサイズのスペースに置ける」というコピーに惹かれて導入。幅約31 cm、奥行約22.5 cmという、ほぼA4ファイルサイズに設置できるため、一人暮らし用のキッチンにも難なく設置できます。また、前面と背面に大きなクリア窓を採用しているのもすごく気に入りました。「洗浄中の様子が見える」というよりも、キッチンに置いたときの圧迫感が軽減されるのがいいんですよね。

Photo: 照沼健太
食洗機用の洗剤は手洗のものと比べてかなり強力

「SOLATA」を導入していちばん良かったことは、洗い物の仕上がりが気持ちいいこと。高温の水、強力な水流、強力な洗剤の3点がバッチリ効いていて、毎回気持ちよく食器を使えます。そして予想外に良かったのが「乾燥機能」。なんなら食洗機を食器棚の代わりに使うことだってできます。

Photo: 照沼健太

これは省スペースとのトレードオフですが、ちょっと食器を貯めてしまったりすると、多少の容量不足感はあります。

それと、これも設置しやすさとのトレードオフなのですが、本製品の特徴である分岐水栓の取り付け不要の「タンク給水方式」は正直かなり面倒です。ここで手を濡らしてしまうのも「これなら手洗いしたほうが早くない?」という邪念(?)を呼び起こします。一つ確かなのは、置けるスペースがあるなら給水ホース式のモデルにしたほうがいいということです。

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手入れが簡単なシロカのスティック掃除機

Photo: mio

今年の2月に発売した「らくらクリーナー」は、シロカ初の紙パック式掃除機です。いままでになかったアイテムの開発に踏み切ったのは「掃除機自体を掃除するストレスを減らしたい」という思いからなのだとか。

Photo: mio

この「らくらクリーナー」なら紙パックに直接触れずに捨てられる設計。ホルダーのレバーをつまむと紙パックが外れる仕組み。紙パック自体を触らない=ポフポフならないから、チリがフワァっとして不快、なんてことが起こらないのです。

Photo: mio

実際にこの掃除機を使ってみると、小回りのきく軽いかけ心地に驚き。なんでも、ヘッドについた4つキャスターが360度可動なため、ヘッドの向きを変えずとも進みたい方向にサーっと方向転換でき、もどかしさを感じることのない軽快さでした。

そして、充電はハンドル内部に入っている充電式電池に充電コードを挿す方法。こちらはスタンドなしの仕様ですが、ハンドルがゴムでできているので掃除機を壁や棚に立てかけOK。ちなみに、満充電までは約2.5時間。強モード:約15分、標準モード:約25分以上の全2タイプの運転が可能です。

Photo: mio

この掃除機は汎用性の高さも特徴。組み替えると家具の下の隙間に潜り込むように掃除機をかけられたり、ハンディクリーナーに様変わりしたり。ほかにも、ブラシ付きノズルと隙間ノズルがついているので、窓のレールや大きな家具の隙間掃除にも活躍してくれますよ。