もう、軽すぎてほんとにびっくりしたんだから!
毎日使うバッグで「コレだけはゆずれない」って条件を1つ挙げるとしたら、皆さんは何になりますか? 軽さ、収納力、堅牢性やデザイン…。いろんな要素が出てくることでしょう。
日常的に持ち歩くものだから、バッグへの満足度はそのままQOL(生活の質)に直結すると言っても過言ではありませんよね。
では、軽さも収納力も、そしてデザインも、あらゆるニーズがすべて詰まった理想のバッグがあったとしたら?
そんな都合の良い話、あるんです。100年以上続くアメリカの老舗バッグブランド、Samsonite(サムソナイト)の「SUB-LIM(サブリム)」シリーズは、マジのマジで妥協がないバッグに仕上がっています。
それもそのはずで、このシリーズは日本のライフスタイルに合わせて設計されているのですよ。日本でのニーズをしっかり分析することで、ビジネスシーンはもちろんプライベートでの利便性などあらゆる要素を満たしているわけです。なんて贅沢な…!
今回は、そんなサブリムから「ツーウェイバッグ M」と「トートバッグ」の2種類を紹介します。
2wayを2wayたらしめる、心憎い機能の数々
「ツーウェイバッグ M」は、文字通り「バックパックとブリーフケース」の2通り(2way)で使えるフレキシブルなモデル。
僕たちにはオンの日とオフの日があるだけでなく、1日のなかにもオンとオフのシーンがあります。このバッグは、どんなシーンでもシームレスな使いやすさを発揮してくれるんです。
1. 重量はたったの約800g、とにかく軽い!
この「ツーウェイバッグ M」を初めて持ったときに感じたのが、とにかく軽いということ! 重量はたった約800g。「え、軽すぎじゃない!?」って、びっくりしましたもん。ちなみにワンサイズ下のSサイズは約700gというから言葉もありません…。
PCやタブレット、バッテリー、ケーブル、水筒…などと毎日持ち歩く荷物は多いから、バッグ選びにおいて「軽さ」は大正義となるわけです。
この軽さなら、朝から夜まで使っても疲れにくいはず。
2. ハンドルやストラップがスマート
移動時はバックパック、ビジネスシーンではブリーフケース、買い物などで両手をあけたいときにはまたバックパック…と、持ち方を自在に変えられるのがツーウェイバッグの醍醐味。
ただ、ツーウェイバッグの“あるある”として、背負ったときに横持ちのハンドルがデザイン的に調和してなかったり、ブリーフケースとして持ったときにバックパックのショルダーハーネスが“だら〜ん”とぶら下がったりして、どっちつかずで野暮ったくなってしまうんですよね。
でも、「ツーウェイバッグ M」はその点にも妥協はありません。
本体のトップとサイドについたハンドルは、主張せずにスッキリ。それでいて持ちやすいデザインです。
パッと見では、ツーウェイであることにさえ気づかないかもしれません。
バックパックからブリーフケースへと持ち方を変えたいときは、背面のベルトにショルダーハーネスを収納可能。
ショルダーハーネスやストラップがぶら下がらずに、しっかりキレイに収納できるのはありがたいですよね。これだけシームレスにトランスフォームできるなら、もはや2つのバッグを持って移動しているのと同じでしょう。
このベルトはスーツケースのハンドルに引っかけられるので、出張や旅行のシーンでも重宝します。
3. 縦からも横からもアクセスできて使いやすい
もう1つ、ツーウェイタイプのバッグの残念な“あるある”が、内部の仕様が使いにくいということ。ツーウェイを名乗りながらも、どちらかが「サブ」的な扱いになり、使いやすさも「メイン」の持ち方に偏ってしまうんですよね。
でもその点も、この「ツーウェイバッグ M」なら心配無用。
たとえば収納部分。メイン収納部にあるメッシュポケットの入り口が斜めになっているのは、バッグの縦からも横からもアクセスしやすくするため。物を取るためにわざわざバッグの向きを変えなくていいんです。
また、三辺をガバっと開口できるのも特徴で、かさばるアイテムの出し入れもスムーズ。サイドからアクセスもできるし、あらゆる角度からのアプローチに対応しています。
PCスリーブの部分もユニークで、メイン収納部分を開けずとも背中側のジッパーからPCスリーブに直接アクセスできます。急な作業が必要になったときやカフェで軽く作業したいときに、サっとPCを取り出せますよ。
「ツーウェイバッグ M」のサイズだと、14インチまでのノートPCが収納可能です。
外側上部のポケットも、縦横どちらからもジップを開けられるという仕様のおかげで、ツーウェイでの使いやすさが大きく向上しています。実際に使ってみてもすごく便利で、よくこのアイデアを思いついたなぁと感心するばかり。
下部のポケットの内側には水に強いTPU素材が使われているので、濡れた折り畳み傘や水滴が気になるペットボトルなどを入れるにも便利です。
こうした見えない部分の使い勝手の良さは、日本のユーザー目線に立ってくれている証と言えるでしょう。
サイズは高さ41.0cm、幅28.0cm、奥行き13.0cm。奥行きがスッキリしているおかげで、混み合う電車でも使いやすいんです。
とくにバックパックでは背負った際に背中にピタっとフィットし、体の重心に沿うので重量を感じにくいという印象。本体の軽さも相まって、リアルに「本当に背負ってる?」みたいな感覚になれますよ。
トートバッグが、これほどビジネスシーンにフィットするとは
お次は、もう1つのアイテム「トートバッグ」。フィット感でいうと、これも捨てがたいんだよなぁ。
僕もいろんなバッグを試してきましたが、これほど“持ったときに安心する”トートバッグは初めてでした。これが日本に特化した設計のなせる技か…。
「ツーウェイバッグ M」と同様に、こちらもとっても軽量(重量約800g)で、オンでもオフでも持ち歩きたくなりますね!
トートバッグでありながらビジネスシーンでも安心して使えるように、天面にジッパーがあるのが特徴。天面が開きっぱなしのトートバッグもよく見かけますが、仕事の書類といった人目に触れたくないものを持ち歩くならジッパーの存在はありがたい。プライバシーの配慮にも抜かりはありません。
もちろん、オフの日はフルオープンにしてラフに使うことも可能です。
「トートバッグ」の収納力については、もう圧倒的。ポーチだって、ポケッタブルのコートだって、すっぽりと入りました。
ガバっと開いて視認性よくアクセスできるのもトートバッグならでは。上の写真でいうと、左側には内ポケットのほか、小物やガジェットにピッタリなスリーブやペン挿しを、右側にはPCスリーブやタブレットスリーブを備えています。
メイン収納部に水筒が入っていますが、実は倒れないようにボトルホルダーがついてるんです。倒れた水筒を探してトートバッグに手を突っ込むとか、水筒が倒れて水漏れを心配するとか、そんなストレスすら感じさせない気配りにも「サムソナイトの美学」が垣間見えますね。
「トートバッグ」は側面にあるジップもポケットとなっており、交通系ICカードや社員証のようにサッと出し入れしたい小物へのアクセスもスムーズ。混雑した電車内や歩行中にバッグを持ちかえずとも、少ない動作で必要なものの出し入れができます。
バッグの表側と裏側(体にあたる側)にも大容量のポケットが。文庫本やスマホなどを入れておくのに良さそうですね。
両面にポケットがあることで、メイン収納部に荷物をたくさん入れてもバッグが左右にふくらみにくく、スッキリ感をキープできると感じました。
サイズは高さ(本体部分)33.0cm、幅38.0cm、奥行き19.0cm。
カジュアルな印象になりがちなトートバッグですが、サムソナイトの「トートバッグ」はビジネスとの相性も完璧。その収納力を活かして、仕事帰りのジムやランニングで使う着替えなども持ち運ぶのも良いですね。
オンとオフをシームレスにスイッチできるこういうバッグこそ、“理想的”と言えるのでは?
使う人の行動を制限せず、自由度を上げてくれる
サブリムシリーズの「ツーウェイバッグ M」と「トートバッグ」には、軽さと収納力、機能性以外にも心にくい演出が。
まずは「底びょう」。どちらのバッグにも打ってあり、床置きした際の安定感や耐久性も考慮済み。
また、サムソナイトのロゴタグは素材を変えてあり、控えめながら高級感のある印象になっています。この主張しない感じ、製品への自信のあらわれですよね。
フロントパネルには、キズに強い強化ポリウレタンコーティングを施した素材を採用。サイド側は水に強い撥水ポリエステル素材を用いるなど、使う人の行動の自由度を上げる工夫がされています。
すべてにおいて妥協なし。これは人気があるわけだ〜
「ツーウェイバッグ M」と「トートバッグ」の2種類を紹介しましたが、どちらにも言えることは、細部まで妥協がないこと。使ってみて実感する便利さが随所に盛り込まれていて、「そこまで想定してるのか!」という驚きの連続でした。
かといって、ビジネスを意識しすぎてプライベートで使いにくいデザインになっていない点も絶妙なんです。撥水性やキズへの強さ、収納力といったスペック面が充実している一方で、上質な素材使いや細かなディテールの追求が高いファッション性を創出しています。これすなわち、どんなシーンでも活躍するということ。
サムソナイトが世界中で人気とされる理由、改めて実感しました。だって本当に、欲しい要素が全部つまってたんですもの。いまビジネスバッグを探しているなら、「サブリム」シリーズを心からオススメしますよ。
え、僕が選ぶならどっちかって?
うーん、「トートバッグ」のデザインはすごく気に入ったけど「ツーウェイバッグ M」の背負ったときの軽さも衝撃だったんだよなぁ。どっちも魅力的で悩ましい! いっそのこと「両方」って選択もおおいにありですね。
どっちにしようか迷ったら、下の動画をチェックしてみてください。荷物が多いギズモード編集部員が、新生活にサブリムを選ぶべき理由を語っていますよ。
Source: Samsonite
Photo: Kosumo Hashimoto