ヘタにかわいらしくしない潔さも良し。
たとえばAmazonのAlexa(アレクサ)みたいな音声アシスタントは、スマートホーム機器と連携したり質問に答えたり音楽を流したりと、生活の一部になっている人も多いことでしょう。ですが、部屋の片隅から動かないので声や電波の届く範囲が決まっていて、音声アシスタント以上の仕事は期待できませんよね。
自律走行するボールはAIロボ
韓国の家電メーカーSamsung(サムスン)が、電子機器の見本市「CES 2024」で発表したのは、ボールの形をしたAIロボBallie。
家の中を自由に動き回り ペットの様子を動画配信したり、プロジェクターで映像を照射したり、音声指示で家電も操るなど人間の良き相棒になります。パトロールもして防犯にも役立ちます。
防犯から秘書までこなす
持ち主の行動パターンを記憶し、決まった時間に家電を起動したり雰囲気に合わせた音楽を流し、ライトの明るさを調節など“空気を読む”ようなアクションも可能。電話の応答やスピーカーになるなど、仕事のアシスタントとしても活躍します。
SFで見たメカが現実のものに
Ballieは『機動戦士ガンダム』のハロを思わせ、動き回ってプロジェクターで動画を映し出す辺りは『スター・ウォーズ』のR2D2のようでもあります。人類がずっと待ち望んでいた相棒は、これかもしれませんね。
以前はテニスボールだったのに
「CES 2024」での発表に実機は登場せず、発売日や価格も不明。
テニスボールみたいなデザインから中身も大幅にアップグレードさせたので、市場に出るまであと少し…だと良いですね。
Source: YouTube, X, Samsung Newsroom (1, 2) via NEW ATLAS, INTERESTING ENGINEERING