蒸れない中綿入りベスト。今年は暖冬だからこれがちょうどいい

もうすぐ12月になるのに、東京ではこの時期とは思えないほど気温が上がったり、かと思ったら、急に下がったりと、天気予報アプリとにらめっこの毎日です。

そんな時だからこそ、活躍するのが中綿入りベスト。ダウンでもいいけれど、普段使いとしてはちょっと暑い。アウトドアシーンならばダウンの方が安心ですが、特に都心ではそれほど寒くないので中綿で十分じゃないかと思ったりします。

今季イチオシのダウンベスト

Image: On

そんなワケで、いろいろ物色した中で、かなり気に入ったのがOnの「Challenger Vest」。実は展示会にお伺いした際に、PRの方が着用していて気になっていました。

個人的によかったのは、軽さと温かさ400gという軽さなのに、中綿入りというところで温かさはちゃんとキープしてくれます。偏りにくいという中綿の特徴はさることながら、ボディは縫製の技術によって仕切りがあるので、寄らない仕様です。

つまり、寄れないことで満遍なく保温してくれるメリットがあるんですね。これって結構重要です。

Image: On

Onは、スイス発のスポーツブランドなので、この辺りの技術はお墨付き。アウトドアでも使用できるようなスペックですが、たとえば2月の凍てつくような寒さの時などは、着用してランニングもできると思います(すぐに暑くなると思いますが)。

うれしいベンチレーション

Image: On

この手のアイテムではなかなか珍しいベンチレーションが採用されているのは、うれしいところ。

ベンチレーションは、簡単にいうと通気口のようなもの。内側に溜まった熱を、ベンチレーションを開けることで放熱してくれるんですね。よくあるのが、外は寒くて中綿入りジャケットやダウンを着込んでみたものの、電車に乗ったら暑い…。そんな時にベンチレーションを開ければ、熱がこもって蒸れることがなく快適に着用できるんですね。

蒸れやすい背中側にベンチレーションがある点もありがたい。こういう気が利いたアイテムってなかなかないんで、今季のベスト・オブ・ベストってことになりました。

ECサイトではEndiveが売り切れてしまっているようなので、早くショップに行かねば。

Source: On