ROLAND(ローランド)SP-404みたいなサンプリングセンスを持ったスタンドアローンKAOSSという立ち位置みたい。
タッチパッドで音をギュインギュインにいじれまくっちゃうエフェクター、KORG(コルグ)のKAOSSシリーズ。ダンスミュージックを嗜む人であれば、1度は使ったことがあるのではないでしょうか。
そんなKAOSSシリーズの最新作にしてハイエンドモデル「KAOSS Replay」が登場しました。
タッチパネルがタッチディスプレイに進化
KAOSSシリーズのアイコンといえるタッチパッドは、5インチOLEDタッチディスプレイに。エフェクト操作時は触れている場所がわかるグラフィックが表示され、機能を切り替えることでサンプリングデータの編集もできます。
MPCやSP-404に近いデザイン
4×4のトリガーパッドは、グルーヴマシンとして長らく人気のROLAND SP-404シリーズや、AKAI MPCシリーズを思わせるもの。各パッドに音を割り当てることで、KAOSS Replay単体でのライブパフォーマンスが可能になりました。
レコードの音も入れられる
フォノイコライザーを内蔵し、ターンテーブルと繋げられるのもKAOSS Replayの大きな特徴です。もちろんCDJなどのCDプレーヤーとも接続OK。2つのレベルフェーダーを使って収録したサンプリングデータとミックスできるから、DJプレイのお供としても活用できます。
既存の曲とサンプリングデータのミックスは、既存のDJコントローラーでもできること。そこに大画面タッチディスプレイによるエフェクターを入れたことで、新たな音楽表現ができるものとしているのでしょう。
KORGならではの独特なアプローチですね。お値段は11万8000円です。
Source: KORG