こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。
日本海のすぐそばに住んでいますが、冬の荒波で打ち上げられる海ゴミの3割ほどはペットボトルのように見えます。
拾っても拾っても、きりがない海洋プラスチックごみ。やがて、波にもまれて細かくなり、海をマイクロプラスチックで満たし、それを食べた魚を私たち人間が食べるようになる…。SFの世界ではなく、今にも起きそうなお話です。
「Be Bottle」は、そんな海洋プラスチックごみを減らすことと、清潔で安心して使える飲料ボトルを目指して開発されました。
保温・保冷もできて、蓋も底も外して洗えるボトル!?
マイボトル、マイ箸、マイバッグ。エコブームに乗って買ってはみたものの、台所の隅で眠っていませんか? マイボトルの定着しにくさの理由として、
・ ボトルの底まで手が届かないため、洗いにくく衛生面が心配
・ 朝の忙しい時間に、飲み物を作る時間が惜しい
などが挙げられると思います。
「Be Bottle」は、そのどちらもクリアするようデザインされた画期的ボトル。
急須を使わなくても、内部に専用のインフューザー(茶こし)がついているので、茶葉を投入したらボトル内に直接お湯を注ぐだけ。あとは放置していても温かいお茶が作れます(もちろん、水出しもOK)。また、蓋だけでなく、汚れがたまりやすい底の部分も、外して洗うことができるので、ボトル内を清潔に保てます。
しかも、これだけ分解できるのに、保温・保冷力も厳しい日本の“まほうびん”規格をクリアしているというのだから、すごい技術力ですよね。
水出しコーヒーも作れちゃう?
私は、お茶よりコーヒー派。付属のインフューザーは、ステンレス製で、目も細かそうです。もしかすると、コーヒーを抽出するのに使えないかと思いつき、冷水でトライしてみることに。
粗めに挽いた豆をインフューザーに入れて、水とともにシェイク後、冷蔵庫で約8時間寝かせてみました。
結果、いつものコーヒーの香りと味が楽しめました。本来の「Be Bottle」の使い方とは違いますが、お手軽にアイスコーヒーを飲みたいときには、便利です。
ちなみにこちらは、280mlサイズの小ボトルで作りましたが、カフェオレ2杯分のコーヒーが抽出できました。
使いやすさを考えた工夫は、ここにも
「Be Bottle」は、アウトドアでもインドアでも使えるよう設計されています。どちらで使うにしても、リュックやバッグの中では持ち手が邪魔にならないように、持ち歩く時には指をひっかけられるように、と配慮されているのですね。
ただ今、machi-yaで展開中の「Be Bottle」プロジェクト支援してくださった方には、底に装着する特製のシリコンゴムが無料でプレゼントしてもらえるそうですよ。すべり止めにも、本体の傷を防止するのにも、あるとうれしいパーツですね。
今回はコーヒーを試してみましたが、「Be Bottle」は、デトックスティー、フルーツティー、アルコールを用いたカクテルなど、いろんな飲み物を作って持ち運べる万能なボトル。
下記リンク先のページでは、各種ドリンクのレシピ紹介や、ボトルの仕様などが紹介されています。容量は、280mlと、498mlの2種類のサイズを用意。用途に合わせて、チョイスしてみてくださいね。
>>底を外して洗う革新的ボトル!スッキリ洗浄で清潔。クリアーな水分補給を。茶こしつき
Photo: 飯田あゆみ
Source: machi-ya