250ccのニンジャとそっくり!
世界的なムーブメントとなってきている電動バイク/EVバイクですが、カワサキもこの分野に乗り込んできます。しかも主流となっているスクーター型とは違う、スポーツバイクスタイルで。
日本導入が決まったのはフルカウルボディの「Ninja e-1」と、ネイキッドスタイルの「Z e-1」の2モデル。日本仕様の詳細スペックはまだ未公開ですが、125cc枠のモデルとなる模様。
Kawasaki Motors Europeのサイトを見ると、前後共に17インチホイールを履き、KAWASAKIニンジャ250やZ250とほぼ同じフルサイズボディとなっています。
デザインはニンジャ250やZ250を踏襲したもの。マフラーがないため、かなりスッキリとしたリアセクションとなっていますね。
定格出力は5kW(6.8ps)、最高出力は9kW(12ps)、最高トルクは40.5 N(4.1 kgf) 。パワーこそ控えめですが、トルクは400ccクラスで加速力が期待できそう。
容量30Ahのバッテリーを2台搭載。最高速はエコモードの64km/hから、ロードモード+eブーストの99km/h。走行可能距離は72km(WMTCモード値)です。近距離移動のためのモビリティという位置づけなのでしょう。
個人的にワクワクするポイントは重量です。Z e-1が135kgでNinja e-1が140kg。なおZ250は164kg、ニンジャ250は166kgなんですね。125cc枠の電動バイクと、250cc枠のエンジンバイクの重量を比較するのはナンセンスかもしれないけど、このスタイリングで軽くてトルクフルなバイクですよ。楽しい乗り物になるに決まってる。
なお現在、警察庁が原付免許で125cc未満のバイクに乗れるようにするよう、法律の見直しを検討しています。ただし最高出力が4kW(5.4ps) のモデルに限る、というルールとなる見込み。このルールに合わせるとしたら、国内仕様のNinja e-1/Z e-1はデチューンされるのかも?
Source: カワサキモータースジャパン