「マジ?これiPhone 15 Proで撮ったの?」オリヴィア・ロドリゴのMVに感動

「iPhoneで撮影」ってレベルじゃねえだろ。

iPhone 15 Proとほぼ同時に発表されたオリヴィア・ロドリゴ『get him back!』のMV、なんとiPhone 15 Pro撮影なんですよ。

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Video: Olivia Rodrigo / YouTube

正直「ついに一線を超えたな」と思いました。だって、普通にネタバラシされるまで「iPhoneで撮影」だなんて思いませんでしたから。

近年のMVではフィルムテイストの映像表現が一つの基本となりつつありますが、これも「そういう表現」なんだと思って何も違和感ありませんでした。

それって、かなりすごいことなんですよ。スマホの特性を活かした映像表現ってこれまでもたくさんありましたが、それでも商業作品においては「あー、ここiPhoneで撮影だな」って違和感がどうしても出てきちゃいますからね。

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Video: HYBE LABELS / YouTube

先日大きな話題となった、全編iPhone 14 Pro撮影のNewJeans『ETA』はその好例。映画だと『シン・ウルトラマン』『シン・仮面ライダー』もそうでしたね。

もちろん、この『get him back!』だって、あらためて観るとiPhone撮影っぽさを感じる部分はあります。

でも、初見の時点で気が付かなかったというのは、明らかにiPhone 15 Proのカメラが新たなフェーズに突入したということの表れだと思うんです。

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Video: Apple / YouTube

メイキングを観ると、当然のようにめちゃくちゃリグやらアームやら使っていますし、グレーディングも合成もしっかり行なっていますが、それはNewJeans『ETA』も一緒。でも、明らかにiPhone 15 Pro撮影の『get him back!』は1〜2ランクくらい上。

もはや「iPhoneで撮影」というエクスキューズがいらないクオリティーに仕上がっています。

っていうか、NewJeans『ETA』をiPhone 15 Proで撮ったものを、14 Pro撮影の現行バージョンと見比べてみたい。

それで「15 Proやべー」となったら最高の宣伝になりません?