捕手としての才能を評価されているものの、打者として成績を残せず、苦労していた横浜DeNAベイスターズの山本祐大選手。1軍選手として帯同しているものの、2021・2022シーズンは打率1割台と大きく低迷していました。ですが、今シーズンは、打率2割台後半と大きく改善を見せ、出場機会を増やしています。そこで今回は、今シーズン山本祐大選手の打撃が改善した理由と頼れる捕手へと成長した理由について、解説していきます。
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目次
今シーズンの山本祐大選手の活躍ぶりとは？
山本祐大選手は、今シーズンコンスタントに試合に出場し、打率.269・OPS.685と過去2シーズンを大きく上回る成績を記録しています。特に、8月に入り好成績をマークしており、月間打率.350・出塁率4割台と良い成績を収め、スタメンとして定着し始めていますね。
プロ入り6年目で、ようやく打撃の才能が開花し、活躍している山本祐大選手。チームは、クライマックス進出争いを展開しており、負けられない戦いが続きます。そんな状況の中で、山本祐大選手がどんな活躍を見せてくれるのか、注目していきましょう。
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今シーズン打撃の調子が良い理由とは？
今シーズン、山本祐大選手の打撃の調子が上がっている要因は、チームメイトである桑原将志選手からのアドバイスがあったからとのこと。主に横浜DeNAベイスターズの1番打者として活躍している桑原将志選手から、シンプルに振るのが良いのでは？と言われ、意識した結果、右方向への打球が多くなり、打率向上に繋がっていたそうです。
また、コーチからは、逆方向へのバッティングが出来れば、打率が上がると言われており、意識的に取り組んでいたとのこと。そんな山本祐大選手ですが、現状の結果には満足しておらず、まだまだ改善が必要と語っていました。向上心溢れるプロ6年目の山本祐大選手が、これからどんな活躍でチームに貢献し、打率を上げていくのか、注目が集まります。
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直近過去2シーズンは、打率1割台と低迷
山本祐大選手は、直近過去2シーズンは、打率1割台とかなり低迷していました。その要因としては、バットの出し方と反動を使ったスイングをしていたことです。これまで、山本祐大選手は、パワーや技術がなかった為、反動を使ったスイングで、ボールを上から叩いていたとのこと。
それを改善する為に、トレーニングで体を強化。そして、ボールを呼び込んで、鋭いスイングで仕留める事を意識。その結果、今シーズンは打率が上昇し、昨シーズンまで1割台とは思えない程、成長を見せていますね。
好リードで投手陣を牽引している山本祐大選手
今シーズン、バッティングだけではなく、投手陣を好リードし、勝利に導いています。多くの先発投手陣とバッテリーを組み、経験を積んでいるとのこと。その際に、調子の悪いピッチャーに対して、自信を持って投げられるように、言葉掛けは、かなり考えて取り組んでいるそうです。
そして、そのアドバイスを受けた投手陣は、しっかりと聞き入れ、取り組んでくれるとのこと。プロ6年目の25歳ながら、落ち着いた状況分析と相手を安心させる心があるからこそ、投手陣も信頼して、話を聞いてくれるのかもしれませんね。多くの試合を経験し、1戦1戦成長している山本祐大選手が横浜DeNAベイスターズの扇の要となる日は、すぐに来るはずです。
キャッチャーとして成長する為に、取り組んでいることとは？
山本祐大選手は、捕手としてのスキルを高める為に、スローイングやブロッキング、フレーミングの技術向上に取り組んでいるとのこと。これらの技術を上達させる為に、山本祐大選手は、阪神タイガースの正捕手である梅野隆太郎選手に弟子入りしているそうです。様々な技術を教えてもらい、練習に取り組んでいる山本祐大選手は、少しずつですが、成長を見せています。
1戦1戦経験して行く度に、技術が向上しており、苦手だったブロッキングも、以前より大幅に改善されており、自信を持って試合に臨めるようになったそうです。まだまだ、成長できるポテンシャルを秘めている山本祐大選手のこれからの活躍が、楽しみですね。そして、横浜DeNAベイスターズの正捕手となれるよう、頑張って欲しいです。
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まとめ
昨シーズンは打率1割台と低迷していた山本祐大選手は、チームメイトである桑原将志選手に弟子入りした事で、今シーズン打率2割台後半を維持しています。また、キャッチャーとしての能力を高める為にも、日々の練習から苦手なことにもしっかりと向き合い、技術の向上に励んでいるとのこと。
それらの成果がしっかりと出始めたことで、スタメンとしての出場機会が増え、正捕手を掴むチャンスが訪れています。これまで正捕手を務めていた選手や、2軍にも将来有望の捕手がいるなど、熾烈な争いは続いていきますね。その中で、山本祐大選手は、どんな活躍でアピールして行くのか、注目していきましょう。
