日本全国、ゲリラ豪雨のシーズンですね。
この時期、足元の選択には本当に悩まされます。ムシ暑いからサンダルか、もしくはスニーカーで出歩きたいけれど、ゲリラ豪雨に遭ったらビショビショです。
サンダルならまだしも、濡れたスニーカーを履き続けるあの不快感といったら。ビジネスウェアを着用している方は、サンダルが履けないからもっと大変でしょう。革靴だと暑いし蒸れるし、さすがに遠慮したい。
そこで今回は、防水性に優れ、カジュアルでもビジネスでも着用できるスニーカーをご紹介しましょう。
近未来的ムード漂うデザインに秘めた防水性
今回ピックアップするのは、スポーツメーカーのDESCENTE(デサント)からリリースされた画期的な防水スニーカー「Wayser RE 2.1(ウェイサー アールイー 2.1)」です。
DESCENTEといえば、スキーやテニス、ランニングなどのウェアでおなじみのメーカー。
最近では、スポーツウェアの他にも速乾性や防水性に優れるテック素材を生かしたシリーズも展開しています。
そんなシリーズからリリースされた防水スニーカーラインが「Wayser」シリーズで、「Wayser RE 2.1」その第2弾に当たります。
まるで『ブレードランナー』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の世界にも出てきそうな近未来的デザインは、DESCENTEのランニングシューズ「DELTA」にインスパイアされたものだそう。
ロゴも含めたオールブラックのカラーで、シンプルかつスタイリッシュ。かなり大人なスタイルのスニーカーです。
注目はナンといっても、その防水性。完全防水ではないものの、水深4cmの静水に2時間浸す試験をパスした防水設計(※保証値ではありません)なので、昨今の不安定な天候にも対応。
ゲリラ豪雨などのパンパンに水の張ったバケツをひっくり返したような、異常ともいえるドシャ降りの雨でもへっちゃらなのです。
シームレス仕様が生み出す抜群の履き心地
アッパーは、アパレル製法からヒントを得て開発した、ボンティング加工(接着加工)により作成されたシームレス仕様となっています。
このシームレスのメリットは、生地同士を接着しているため縫製が極力排除されていること。だから肌への当たりが少なくゴワつかず、柔らかく足を包み込むフィット感を実現しているのです。
縫い目の少ないデザインは、シンプルで洗練された近未来的な雰囲気にも一役買っています。
また、靴内部の縫製や段差を極力なくしたルースレイヤーフィット構造によって、擦れの少ない足当たりを実現し、履き心地の良さもぐーんとアップしています。
そのすべてが快適仕様
見た目にも近未来感あるシンプルなシューレース(靴紐)は、快適な着脱性を考慮したシステムになっていて、傘やカバン、荷物などで両手がふさがっていても、手間取ることなくサッと脱げます。もちろん、サッと履ける。
ヒールには、ランニングシューズの開発ノウハウを応用し、歩行時の踵部のサポート性を考慮したバックタブとヒールカウンターを搭載。足をしっかり守ってくれます。
インソールには、世界の有名スポーツブランドも多数採用しているOrthoLite(オーソライト)社のものを採用しているので、まるで芝生の上を裸足で歩いているような感覚。歩いたときに、ちょうど良い柔らかさを実現しています。
とにかく履き心地の良さが最高なのです。
そして、シューズの要ともいえるラスト(靴型)の設計は、「DELTA」シリーズのラストをベースにしつつも、革靴のシルエットと快適性を追求した新たなオリジナルラストを採用。パッと見が革靴っぽい雰囲気なので、ビジネスシーンでも問題なく履けるでしょう。
街歩きにもビジネスにも、さまざまなコーディネートにマッチするシンプルなデザインながら、最新のテクノロジーを組み込んだ次世代型スニーカー。
外出が多く、街を歩きまわる僕にとっては、この不安定な天候の時期を一緒に乗り切る、最高のパートナーです。
※価格など表示内容は執筆時点のものです。変更の可能性もありますので、販売ページをご確認ください。
Photo: カネコヒデシ