ニューヨークで食べたハンバーガーを自宅で作った

デイリーポータルZ

先日、仕事でニューヨークに行った際に食べたハンバーガーがとてもおいしかったので、自宅で再現した。

1992年三重生まれ、会社員。ゆるくまじめに過ごしています。ものすごく暇なときにへんな曲とへんなゲームを作ります。

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NYで食べた 5 Napkin Burger

ニューヨークに行った。 

かなり浮かれている様子。

 そこで食べたハンバーガーがとてもおいしかった。

5 Napkin Burgerというお店の看板メニュー「オリジナル・ファイブ・ナプキン・バーガー」である。

バーガーが大きすぎてナプキンが5枚必要という由来のお店だ。横方向ではなく縦方向に大きいハンバーガー。実際、食べると一瞬で口周りが汚れてナプキンが必要となる。

これが物凄くおいしい。強烈な旨味を感じる。おそらくチーズによるものだ。チェダーチーズとは全然ちがう。

これを自宅で再現することにした。

コピー版「オリジナル・ファイブ・ナプキン・バーガー」

結局はこのチーズがすべてを左右する。幸い、そのチーズの正体は分かっている。旅に携行した「地球の歩き方」に材料が載ってる。

こんなに詳しく教えてくれるなんて…。(B06 地球の歩き方 ニューヨーク マンハッタン&ブルックリン 2023~2024 P237より引用)

 あの旨味をもたらすチーズはグリュイエールチーズというようだ。日本で買えるのだろうか。

探し回ったあげく、ついに成城石井でエンカウントした。

よし。チーズさえ手に入ればこっちのもん。 コピー版「オリジナル・ファイブ・ナプキン・バーガー」を作ろう。専用のレシピは無いけど一般的なハンバーガーづくりの要領で行けると思う。

まずはアイオリソースを作る。(分量は今回私が2人前のハンバーガーを作ったときのものですが、これが最適解かはわからないです。)
材料を混ぜ合わせればアイオリソースの完成。地球の歩き方にはローズマリーアイオリソースと書かれていたので、ローズマリーを砕いた物も追加。

味がとっても濃いソースだ。 

玉ねぎは粗みじん切りしてオリーブオイルとともに炒め、最後の方に砂糖も加える。キャラメライズド・オニオンの完成。
牛ひき肉を探し回ったがなかなか見つからず、唯一見つけた100g300円の高級和牛ひき肉。(1人1パティ、約280g。)

胡椒を挽き、ふたをして数分後…。

裏返すといい感じ!ここにスライスしたグリュイエールチーズを乗せる。スライスが絶望的に下手だが、どうせ溶けるので問題なし。
ここでバンズを準備。バンズもチーズ同様なかなか手に入らず苦労したが、最終的にイトーヨーカドーで買えた。本当はもう少し大きいのが理想だが仕方ない。ありがとうイトーヨーカドー、ありがとうPasco。
パティを焼くのと同時並行でバンズも焼く。うぉ~。
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コピー版「オリジナル・ファイブ・ナプキン・バーガー」

あとは乗せるだけ。 

バンズに パティ→オニオン→ソース の順番で乗せる。

できた。コピー版「オリジナル・ファイブ・ナプキン・バーガー」、すなわちアンオリジナル・ファイブ・ナプキン・バーガーの完成。

うまそ~。けっこうな再現度。

いま見返すともう少しバンズを焼いてもよかったかも。でもまあそこは好みの問題なのでOK。 

バティの分厚さを見てほしい。チーズもいい感じにとろけてておいしそう。
アメリカで買ったビールとともにいただく。
断面がエモい。いい感じの焼き加減。安全性については自己責任でいただきます。

ニューヨークで食べたオリジナルの「オリジナル・ファイブ・ナプキン・バーガー」とかなり近い旨味だった。やはりあのチーズのおかげだ。もっとたっぷりとチーズを乗せてもよかったかも。

うまく再現できたと思う。これでいつでもあのハンバーガーが食べられる。太りますね。 

別メーカーですがオンラインでもグリュイエールチーズが買えます

三祐 スイス産 グリュイエールチーズ 200gカット

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