【ショック】いきなりステーキのファンが『ステーキ屋松』で黒毛和牛リブロースステーキを食べた感想「もうやめて」

ロケットニュース24

2023年6月15日から、松屋のステーキ店「ステーキ屋松」が黒毛和牛リブロースステーキの発売を開始した。300gで価格は1800円、サラダバー付きだと1900円だ。

え? 黒毛和牛ってそんなに安いものだったっけ? と思ってググると、5000円以上のものがヒットしまくる。まぁ黒毛和牛とひと口に言ってもランクが色々あるので一概には言えないが、300gで1800円は破格ではないだろうか?

しかも、スープ&ライスがおかわりし放題で上の値段なのだ。あまりにも安すぎるぞ!

・ステーキ屋松

振り返れば、ステーキ屋松はオープンしたときからコスパが高いと言われていた。当サイトでも過去に「いきなりステーキをぶっ壊しに来てる」とか「いきなりステーキは大丈夫か?」と報じているように、いきなりステーキにとってステーキ屋松は脅威とも言える存在。


そのステーキ屋松が1800円の黒毛和牛リブロースステーキを売り出すことは、いきなりステーキにとってはトドメの一撃になりかねない。いきなりステーキの社長が開発したマスクで店に行ったこともある私からすると心配だ。


そこで、黒毛和牛リブロースステーキのポテンシャルがどの程度か見極めるために店に向かった。


・黒毛和牛のポスターを見て気になったこと

ステーキ屋松の店頭には当然のように黒毛和牛リブロースステーキのポスター。現在売り出し中であることが分かるが、そのポスターを見てちょっと気になることが。


脂身が結構あるのかな?



ポスターの画像を見る限りそんな気がするが、果たして実際は? 出てきたステーキは……



超美味そう〜〜〜!!


そしてポスターのとおり多少脂身が。これを見て、私はいきなりステーキの「赤身!肩ロースステーキ」を思い出さずにはいられなかった。

詳しくは以前の記事を見ていただくとして、私がその赤身ステーキを食べたとき4割くらいが脂身だったのである(毎回ではない)。


「赤身!肩ロースステーキ」はその名のとおり赤身を売りにしているステーキ。なおかつメニューの商品写真には脂身なんてほぼ無かったから、実物を見て「は?」となったのだ。


お察しのように私はステーキの脂身があまり好きではないのだが、今回のステーキ屋松でそのようなネガティブな感情は一切なし。ポスターの通りだし、別に赤身ってことを売りにしているわけではないし、そもそもリブロースだからある程度脂身があるのは当然。

この点1つ取っても、いきなりステーキはステーキ屋松に負けているような気がしなくもない。ステーキの味以前に、売り方の面で。



さて、売り方も大事だが何より大事なのは味。実際に黒毛和牛リブロースステーキを食べた感想を端的に言うと、「文句なしに美味いけれど、別格とまではいかないかな」というところ。

和牛というとサシが入っていてトロけるように柔らかい……ってのが一般的なイメージかと思うが、そこまでのレベルではないというのが率直な印象だった。


これは決してディスではなく、ライス&スープおかわりし放題が付いて1800円なのだから当然と言えば当然。ただ、典型的なザ・和牛をイメージしてると「思ったのと違う」となる人だっているかもって話だ。

あと、いきなりステーキとの違いを挙げるとニンニクの存在感。いきなりステーキは全般的に “ニンニクで殴りに来ている” と言いたくなるほどニンニクの風味が強めなのに対して、ステーキ屋松は割と肉そのもので勝負している印象だった。

なのでニンニク大好きならばいきなりステーキの方が合うかもしれないが……。まぁ、客観的に見ればステーキ屋松の圧勝だろう。

いきなりステーキの同価格帯商品と比べても、黒毛和牛リブロースステーキは無双していると言っていい。「もうやめて」って言いたくなるほどの圧勝劇だ。



しかし、いきなりステーキが勝っているポイントも忘れてはいけない。店舗数である。公式サイトによれば、ステーキ屋松は現在のところ都内に4店舗しかない(2023年6月26日時点)。一方いきなりステーキは2023年6月14日発表のPDF資料で国内195店舗となっているから、この差はあまりにもデカい。

え? もしステーキ屋松が店舗を拡大したらどうなるかって? それは聞くな。もう記事を終わらせるぞ。では!

参考リンク:Twitter @steak_matsu(ステーキ屋松公式)、いきなり!ステーキ(TOP)
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

Source

タイトルとURLをコピーしました