AirTagを使って窃盗犯を追跡していた女性が射殺される痛ましい事件が海外で発生していたことが明らかになった。
これはAirTagの位置情報をもとに盗難に遭った車両を追跡していた61歳の女性が、4人組の窃盗犯に射殺されたというもの。米カリフォルニア州で発生したこの事件、犯人は3カ月経って逮捕されたが、当局に通報することなく自力で容疑者と対峙し車を取り返そうとしたことが、最悪の結果を招いたようだ。空港でのロストバゲージをはじめとして、紛失もしくは盗難に遭った荷物の追跡に使われることが増えたAirTagだが、なまじ現在地が分かってしまうとついつい自分の目で確認することを優先して通報を後回しにしてしまいがち。今後の教訓とすべき事件と言えそうだ。