ロジクールの高機能ワイヤレスキーボード「MX KEYS S」セットアップレビュー、ボタン一発で複雑な操作ができ作業効率大幅アップ「Smart Actions」にも対応

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ロジクール製キーボード・マウスのフラッグシップモデルである「MXシリーズ」から、ワイヤレスキーボードの「MX KEYS S」が2023年6月8日に発売されました。MX KEYS Sは2019年9月に発売された「MX KEYS」をアップデートしたモデルで、ロジクールの周辺機器管理ツール「Logi Options+」に新しく搭載したマクロ登録機能「Smart Actions」に対応し、複雑なマウスやキー操作のショートカットやファンクションをひとつのボタンに割り当てて登録し作業効率を大幅アップするとのことで、実際にセットアップしてみました。

MX Keys Sキーボードを購入 – フルサイズまたはミニ | を購入ロジクール
https://www.logicool.co.jp/ja-jp/products/keyboards/mx-keys-s.html

MX KEYS Sがどんな見た目なのかについては以下の記事でレビュー済み。

ロジクールの薄型&高機能でフルサイズのハイエンドワイヤレスキーボード「MX KEYS S」フォトレビュー – GIGAZINE


MX KEYS SはBluetoothもしくはロジクール独自の接続プロトコルであるLogi Boltワイヤレステクノロジーで接続できます。今回はLogi Boltで接続するため、同梱されていたLogi Bolt接続用のUSBドングルをPCに接続します。


また、MX KEYS Sのスイッチを入れておきます。


次に、Logi Options+を以下のページからダウンロードします。

Logi Options+(プラス):ロジクールデバイス用カスタマイズアプリ
https://www.logicool.co.jp/ja-jp/software/logi-options-plus.html

「ダウンロード(WINDOWS 10以降)」をクリックして、インストーラーをダウンロードします。インストーラーはEXE形式で、ファイルサイズは約25MBです。


ダウンロードしたインストーラーを起動します。


「OPTIONS+をインストール」をクリック。


製品強化に協力するようにいわれたので、今回は「いいえ、結構です」を選択。


Logi Options+では、アカウントを無料登録することで設定をクラウドに保存することができます。今回は「スキップ」を選択。


右上の「デバイスの追加」をクリック。


「Logi Bolt レシーバー」を選択します。


「MX KEYS S」が表示されるので、クリックします。


デバイスの検証では、ペアリングのために表示された数字とエンターキーをMX KEYS Sで入力する必要があります。


そんなわけで、手元のMX KEYS Sで表示された数字6桁を打ち込み、エンターキーを入力。


すると、MX KEYS Sが正常に接続されました。「デバイスをセットアップ」をクリック。


「スキップ」をクリック。


MX KEYS Sの設定画面はこんな感じ。上部にあるファンクションキーの「キー」にはあらかじめショートカットが設定されており、Logi Options+からはこれをカスタマイズすることが可能です。


変更したいキーを選択。今回は「輝度を下げる」設定になっているF1キーを選択しました。


すると、画面右にキーの設定画面が出現します。今回は、Logi Options+に新たに追加されたという「Smart Actions」機能を試してみるべく、「Smart Actions」をクリック。


「Smart Actionsを作成」をクリック。


Smart Actionsの説明が始まるので、「いいえ、結構です」をクリック。


Smart Actionsの作成画面はこんな感じ。Smart Actionsのきっかけとなる行動の「トリガー」が上に、そのトリガーをきっかけに起こる「アクション」が下に表示されています。今回は、「ボタンを押すことで管理者モードでコマンドプロンプトを起動する」というアクションを設定してみます。「アクションを追加」をクリック。


「キーストローク」を選択します。


すると、キーストロークの記録画面が出現。「記録を開始」をクリック。


管理者モードのコマンドプロンプトは、Windowsキー+Xを押してから、Aを押すことで起動できます。というわけで、その通りに入力するとこんな感じ。「確認」をクリック。


記録したSmart Actionsの名前と説明を入力して、「確認」をクリックします。これで設定完了。


実際にF1キーを押してみると、瞬時にコマンドプロンプトが起動。Smart Actionsでは他にもアプリケーションでのショートカットやテキスト入力なども設定できます。普段使用しないファンクションキーにSmart Actionsを設定することで、作業の効率化が格段にアップします。


「その他のアクション」はシステム操作系のアクションを設定できます。


「バックライト」をクリックすると、バックライトの設定が可能。MX KEYS S上に表示されているポップアップをクリックします。


右側にバックライトの設定が表示されます。


実際にMX KEYS Sのバックライトがどんな感じで光るのかは、以下のムービーを見るとわかります。

【レビュー】ロジクールのワイヤレスキーボード「MX KEYS S」のバックライトはこんな感じ – YouTube
[embedded content]

「EASY-SWITCH」は、デバイスを接続する機器を3つまで登録でき、テンキーの左上にあるPC1~PC3のボタンを押すことで簡単に接続デバイスを切り替えることができるという機能です。


そして、「設定」はこんな感じ。


MX KEYS Sはフルサイズのワイヤレスキーボードで、静音性が高くタイプもしやすいので、自宅に据え置いて使うにはぴったりのキーボードです。また、MX KEYS S1つで3台まで接続機器を登録できるので、例えば「Windows PCとMacとiPad」で、接続を切り替えながら1つのキーボードでほぼ同時に作業を行うことも可能になります。Smart Actionsも設定は非常に簡単なので、カスタマイズすればするほど作業効率が上がります。

MX KEYS Sは税込1万9690円で、ロジクール公式ストアで注文可能。また、Amazon.co.jpでも取り扱われており、記事作成時点では税込1万7900円で注文できます。

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