大阪王将が店舗ごとに販売しているオリジナルメニュー。その中でも、今回取り上げるものは屈指のコスパと言っていいかと思う。なんといっても、生ビール(中ジョッキ)&餃子のセットが500円(税込)。
店舗にもよるが、大阪王将だと中ジョッキだけで500円を超えることは珍しくない。なのにセットで500円ってことは、餃子はほぼタダ。では一体そのセットを発売しているのはどこかというと……
・東京の東長崎店
西武池袋線・東長崎駅のすぐ近くにある大阪王将・東長崎店。以前に記事で取り上げたので覚えている人だっているかもしれない。馬力飯を販売している店舗だ。
実はこの東長崎店が生ビール&餃子を500円で販売しているのだが、いつ行ってもその価格で味わえるわけではない。時間的な条件がある。具体的には……
平日14時から18時まで!
よって、仮に17時に仕事が終わるとしたら、残された時間は1時間。残業なんかしていたら到底間に合わないのだ。
いや、むしろ時間ギリギリで焦って行くと何のためのリラックスタイムなのか分からなくなることを考えたら、15時とか16時に仕事を切り上げた方がいいってことになる。少なくとも私はそう理解したので、会社を早退。お店へ向かった。
そして……
歓喜の時
──本来働いている時間に飲むビールのなんと美味いことか。それを通常より安い価格で味わえるのだから、より美味く感じる。ちなみに、生ビールをハイボールやサワー系ドリンクに等に変更することも可だ。
それにしても、通常サイズのジョッキが出てきてひと安心。こういうセットの場合、中ジョッキが来るかと思いきや実は小さめのジョッキってことがまれにあるが、東長崎店のセットはそうじゃない。
加えて、当然ながらお通しや席料なんてものは発生しないから、自制心次第ではお会計を500円にすることも可能。そうなると、餃子はマジで0円だ。
ただ注意点としては、500円セットの注文は1人につき1日1回ってこと。生ビールを追加する場合は通常料金になるので、最初の1杯を思う存分堪能するようにしよう。
さらにもう1つ重要な注意点が。店内のポスターをじっくり見るのは危険だから気をつけて欲しい。なぜなら、ポスターの右上にはこう書かれている。
欲望を解き放て〜!
これは一体どういう意味なのだろう? そもそも、このポスターに「欲望を解き放て〜!」はおかしいのだ。なにせ、500円で収めようと思ったら欲望を抑えなくてはいけない。
欲望を解き放っちゃったら、500円セットを注文する意味があまりないではないか。言うまでもなく、生ビールと餃子自体は珍しいものでも何でもなく、ただ普通より安いってのがポイントなのだから。
にもかかわらず、「欲望を解き放て〜!」とは一体!?
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──と深く考えていると、催眠効果か何なのか欲望を解き放っちゃうから気をつけていただきたい。現場からは以上です。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 大阪王将 東長崎駅
住所 東京都豊島区長崎4-7-11大惣ビル1F
時間 11:00~21:30(LO.21:00)