地球温暖化からアメリカは逃げ出しているか

アゴラ 言論プラットフォーム

Darwel/iStock

アメリカ人は暑いのがお好きなようだ。

元NASAの研究者ロイ・スペンサーが面白いグラフを作ったので紹介しよう。

青い曲線は米国本土48州の面積加重平均での気温、オレンジの曲線は48州の人口加重平均の気温。面積平均気温は過去1世紀で緩やかに上昇しているのに対し、人口平均気温はその2倍も上昇している。

なぜこうなっているか理由は様々あると思われるが、どうやら、人々はテキサスやフロリダの温暖な気候に惹かれているようだ。少なくとも、テキサスやフロリダが「地球温暖化で暑くなって困り大挙して人々が脱出する」という事態にはなっていない。

人々は寒い州よりも暑い州に「足で投票している」。

日本ではどうなのだろう?

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