サイン求め「ボール投げ入れ」 オリックス宮城、一部ファンに苦言「マナー悪い」「よろしくない気持ちに」

J-CASTニュース

   プロ野球・オリックスの宮城大弥投手(21)がファンの悪質行為に苦言を呈した。2023年5月10日に球団公式YouTubeで配信された試合前練習の最中、宮城投手にサインを求めたファンがスタンドからボールを投げ入れる一幕があった。宮城投手は「(マナーを)守ってくれてる人にたくさん(サインを)書きたい」とファンにマナー順守を求めた。


  • 宮城大弥投手(写真:ロイター/アフロ)

「ちょっとマナーが悪い大人がいた」

   この日は仙台での楽天戦。試合前には練習の様子を球団公式YouTubeが配信し、練習を終えた選手たちがスタンドのファンに向けてサイン対応をする姿が映された。

   そうした中、前日に完封勝利を挙げた宮城投手が外野スタンドのファンの元へ駆け寄り、靴や帽子などのアイテムにサインをしていく。「宮城さん!」「お願いします!」とサインを求めるファンの声が響く中、突如白いボールがスタンドから投げ込まれた。宮城投手は苦笑いを浮かべながらも、ペンを受け取りボールにサイン。スタンドのファンに返した。

   宮城投手はサイン会を終えてグラウンドに戻る際、「ちょっとマナーが悪い大人がいた」とボールの投げ入れ行為について言及。「そういうのを見るとよろしくない気持ちになる。全員には人が多いので書けないですけど、サインも1枚ずつ書いているので、マナーよく書けれたら。(マナーを)守ってくれてる人にたくさん(サインを)書きたい」とマナーの順守を求めた。

   動画のコメント欄には「投げ込むのはひどすぎる」「サインを書いていただくのに投げる行為は当たり前にダメだろ」「サインもらいたいが為に選手が嫌な思いするのはちょっと」など、ファンの行為に苦言を呈する意見や「言い難いことをちゃんと言ってくれて素晴らしい」「宮城くん優しく言葉を選んで言ってくれてありがとうございます」と、宮城投手を称える書き込みが寄せられている。

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