静岡県の歴史と文化を学ぶことができる!「静岡市歴史博物館」【どこ行く家康】

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「静岡市歴史博物館」は、地域の歴史や文化を学ぶことができる施設だ。館内では、静岡の歴史をたどる展示や文化財の展示、さまざまな企画展が開催されており、訪れるたびに新しい発見がある。

■「どこ行く家康」プレスツアーとは?
東海旅客鉄道株式会社では、徳川家康公ゆかりの地である静岡、愛知エリアを中心に、期間限定で「どこ行く家康」キャンペーンを2023年1月5日(木)より順次展開している。今回、徳川家康ゆかりの地が多く点在する静岡エリアを巡るプレスツアーに参加した。同ツアーでは、家康が人生の3分の1を過ごしたとされる静岡を舞台に、魅力的でありながらも、まだあまり知られていない家康ゆかりの地を巡った。

1日目は「三笑亭」「どうする家康静岡大河ドラマ館」「静岡浅間神社」「静岡市歴史博物館」をまわった。2日目は「日本平夢テラス」「久能山東照宮」「うな助」「掛川花鳥園」だった。また番外編として、「家康公ラッピングトレイン」も紹介する。

■徳川家康や今川義元ゆかりの品を展示
静岡市歴史博物館は、2023年1月にグランドオープン。戦国時代末期の道と石垣の遺構、徳川家康や今川義元ゆかりの品を展示している。

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館内では、主に今川氏の時代から近代に至るまでの静岡市の歴史をたどることができ、多岐にわたる分野の展示が行われている。

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1階では、戦国時代末期の道と石垣の遺構を見ることができる。当時の道がそのままの形で残されているだけに、一見の価値がある。道沿いには、土壁を支えるために築かれたと見られる石垣があり、戦国時代の城郭建築につながる石積み技術の様子をうかがい知ることができる。

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紅糸威腹巻は、戦国時代の鎧であり、特に胴鎧の下部を覆う腹巻だ。家康が今川義元から贈られ、初めて身につけたとされている。その名の通り紅色の糸で織り上げられた鎧で、見る者を魅了する美しさを持っている。

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伊予札黒糸威胴丸具足は、戦国時代から江戸時代にかけての武士が身に着けていた鎧であり、特に伊予地方(現在の愛媛県)で作られたものとされていり。この鎧は、黒糸威(黒色の糸で織り込まれた鎧)を特徴とし、その美しさと緻密な技巧が評価されている。戦国時代から江戸時代にかけての武士文化を感じることができる逸品だ。

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東照大権現像は、亡くなった後に神としてまつられた家康の姿を描いた肖像画だ。徳川将軍家の御用絵師だった狩野派の作品と考えられ、家康に仕えた天台宗の僧天海の賛がある。また衣装には、葵紋が描かれている。

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東海道図屏風は、江戸時代に描かれた屏風絵であり、東海道五十三次(現在の東京から京都までを結ぶ街道)沿いの風景が描かれている。当時の風俗や風景が鮮やかに描かれており、見る者の目を楽しませてくれる。

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静岡市歴史博物館には、数多くの歴史的資料や文化財が展示されているが、その中でも特に貴重な逸品が徳川家達筆の「彰往考来」だ。彰往考来とは、「過去を明らかにし、未来を考える」という意味。歴史に学ぶ大切さを説いている。

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静岡市歴史博物館では、静岡市の歴史や文化に触れ、知的な探求の旅が楽しめる。静岡を訪れた際は、立ち寄ってみては如何だろうか。

<詳細情報>
静岡市歴史博物館
〒420-0853 静岡県静岡市葵区追手町4−16
TEL 054-204-1005
https://scmh.jp/

どこ行く家康 – 大河ドラマゆかりの地を巡る

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