カバーが運営するVTuberグループ「ホロライブ」のホロメンが登場する、ファンメイドの非公式格闘ゲーム「Idol Showdown」が2023年5月6日に無償でリリースされました。ファンメイドでありながら、システムがしっかり作り込まれてかなりクオリティの高い本格的な2D格闘ゲームに仕上がっているとのことで、実際に遊んでみました。
Steam:Idol Showdown
https://store.steampowered.com/app/1742020/Idol_Showdown/
Idol Showdownを起動。
デフォルトだと言語設定が英語になっているので、日本語に切り替えます。「SETTINGS」を選択。
「Language」を選択。
「日本語」に切り替えます。
言語設定を変更した場合は、ゲームを再起動する必要があります。「リスタート」を選択。
再度「Idol Showdown」を起動すると、メニュー項目が日本語に切り替わっていました。早速プレイするため、「プレイ」を選択。
今回は試しに遊ぶため、CPUと対戦できる「VS AI」を選択しました。
CPUの難度である「AI難易度」は5段階で、今回は中程度の難度である「Medium」を選択し、「スタート」を選びます。
キャラクター選択画面はこんな感じ。初期状態だと「白上フブキ」「戌神ころね」「星街すいせい」「ときのそら」「アキ・ローゼンタール」「百鬼あやめ」「桐生ココ」「獅白ぼたん」の8人を選ぶことができます。衣装は通常衣装のほか、初期状態だとカラーバリエーション3パターンから選択可能。
さらに、サポートキャラとして「コラボ相手」を選ぶことができます。コラボ相手は「大神ミオ」「宝鐘マリン」「天音かなた」「風真いろは」「アユンダ・リス」「小鳥遊キアラ」「ワトソン・アメリア」「ロボ子さん」「さくらみこ」から選択できます。今回は宝鐘マリンを選択。
ステージは4種類用意されています。今回はランダムにしました。
実際にバトルする様子は以下のムービーで見ることができます。なお、ゲーム中に使用されている音声は本人たちの配信から採用したもので、すべて許可を取った上で使用されているそうです。
ホロライブのホロメンがバトルするファンメイドの2D格闘ゲーム「Idol Showdown」を遊んでみた – YouTube
[embedded content]
試合スタートの合図は「LIVE!」でした。背景にはがうる・ぐらや赤井はあとをモチーフにした看板が描かれているのが見えます。
操作は方向キーと弱攻撃・中攻撃・強攻撃・必殺技を組み合わせて行います。コマンド入力で必殺技も出せますが、必殺技ボタンと方向キーの組み合わせだけで必殺技が出せるシンプルなシステムになっているので、「複雑なレバー入力は苦手」という人でも簡単にプレイできます。
ガードは後ろ入力。
カウンターや投げ抜けなど、ポイントとなる行動に成功すると、画面の端に「スパチャ」が表示されます。
スパチャが投げられると、画面下部にある2本のゲージのうち、上にある小さなゲージがたまっていきます。このゲージがスパチャゲージ。スパチャゲージは技キャンセルに使うことができるので、ゲームに慣れてきてコンボを組み立てるためには重要な要素です。
また、スパチャゲージが満タンの状態で弱攻撃と強攻撃を同時押し、もしくは「コラボ」ボタンを押すと、サポートキャラに選んだホロメンが登場して「オフコラボ」をしてくれます。
宝鐘マリンの場合は、出てきて相手をハグし、動きを抑えてくれます。
画面下にあるもう1つのゲージは「SUPER STARゲージ」で、技を出したり攻撃を受けたりするとたまっていきます。このSUPER STARゲージを消費することで、いわゆる超必殺技である「SUPER STARアタック」を繰り出すことができます。
また、体力ゲージの下にある「BURST」ゲージがたまると、相手から連続攻撃を食らっている途中でも跳ね飛ばしてチャンスを作ることができるバーストを展開できます。
そんなわけでバトルが終わった画面がこんな感じ。YouTubeでの普段の配信画面をイメージしたデザインで、右下には関連動画としてサムネイルも表示されています。
「プレイ」には通常の対戦のほか、ソロプレイ専用の「VIRTUAL FRONTIER」モードも用意されています。
どうやらバーチャル世界でウイルスが大暴れし、YAGOOことカバーの谷郷元昭CEOがどこかに連れて行かれてしまった様子。
「VIRTUAL FRONTIER」モードはバトルをしながらステージを進んでいくスタイル。
各面では、条件を課された上で指定のホロメンと戦う必要があります。
そんなわけでどんどんバトルしていきます。体力はステージ間で回復せず、そのまま持ち越しとなるので、攻略が進めば進むほど難しくなっていく仕組み。また、通常の対戦とは異なり、バトルを有利にすすめるためのアイテムを使用できるというのが「VIRTUAL FRONTIER」モードの特徴。
アイテムはバトルに勝利してその面をクリアするともらうことができます。
「VIRTUAL FRONTIER」はバトルだけではなく、回復やショップなどがあります。例えば以下のカクテルグラスとシェーカーの面を選択してみます。
すると、男性VTuberグループ「ホロスターズ」の2期生である夕刻ロベルがアイテムを売ってくれました。
他にも、面の冒頭でワトソン・アメリアがなにやら怪しげな話を持ちかけてくることもありました。
バトルに勝利して面をクリア。
すると、通常では手に入らないアイテムを売ってくれました。
ステージ1の終盤に選んだある面の条件は、「定期的に無敵状態になる」という戌神ころねと戦うという内容でした。
実際に定期的に無敵になる戌神ころねとバトルする様子が以下のムービー。
【Idol Showdownレビュー】星街すいせいで「ちょくちょく無敵になる戌神ころね」とバトル – YouTube
[embedded content]
なにやら紫色の星に包まれている戌神ころね。この状態は完全に無敵なのでダメージが通りません。
そのため、紫色の星に包まれていない時を狙って攻撃をヒットさせる必要があります。
かなり苦戦していると、時間切れに。体力はギリギリこちらの方が少なかったため、負けになってしまいました。
バトルに負けるとその時点でゲームオーバー。コンティニューはありません。
記事作成時点では、ベータ版ではありますが、オンライン対戦も可能でした。「オンライン」を選択。
「作成」を選び、オンラインロビーを作成します。
しばらく待つと、他のプレイヤーがロビーに入ってきました。「準備する」でキャラクターとコラボ相手を決定します。
準備ができたら、「マッチング開始」を選択。
「Idol Showdown」はロールバック・ネットコードを採用しており、格闘ゲームのオンライン対戦をプレイする上で大きな障害になるネットラグを軽減する工夫がされています。実際にプレイしてみると、確かにラグはかなり少なく軽快で、サクッと遊ぶことができました。
この記事のタイトルとURLをコピーする