ピクミンと一緒に街を歩いて花を咲かせまくるスマホゲーム「Pikmin Bloom」レビュー、「ポケモンGO」を生み出したNianticの新たな位置情報ゲーム

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2021年11月1日、任天堂が生み出したかわいくて奇妙な生物「ピクミン」と一緒に「歩く」スマートフォン専用ゲーム「Pikmin Bloom」が登場しました。位置情報を使ってピクミンと一緒に街中を歩き、至る所に花を咲かせるという何とも心安らぐこのゲームを実際にプレイしてみました。

歩いて増やす、歩いて咲かせる、歩いてのこす。『Pikmin Bloom(ピクミン ブルーム)』配信開始。 | トピックス | Nintendo
https://topics.nintendo.co.jp/article/4b359e3f-70bb-46c8-8670-591e461684d6

Pikmin Bloom on the App Store
https://apps.apple.com/app/id1556357398

Pikmin Bloom – Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.nianticlabs.pikmin

iOS版とAndroid版が提供されているPikmin Bloomですが、今回のレビューではAndroid版を使用。Google Playにアクセスし、「インストール」をタップします。


続いて、Android版での通常プレイに必須なGoogle Fitもインストールします。Google FitはインストールするだけでOKで、特別な設定などは必要ありません。


インストールしたPikmin Bloomを開くと生年月日を尋ねられるので、入力して「決定」をタップします。


次に「新しく始める」をタップします。


Nintendo、Google、Facebookのアカウントで新規登録が可能なので、今回はGoogleアカウントで登録します。


登録するGoogleアカウントをタップするだけで、登録が完了します。


次にサービス利用規約の確認を求められるので、確認した後に「同意します」をタップ。


Nianticのプライバシーポリシーの確認を求められるので、確認して「OK」をタップします。


端末へのアクセスを求められるので、まずは「OK」をタップ。


「位置情報を許可する」をタップ。


「アプリの使用時のみ」をタップして、ゲーム開始です。


まずはチュートリアルがスタート。ゲームの世界には、「ピクミン」という、動物のような、植物のような、小さくて不思議な生き物がいるとのこと。


「ピクミンは人の目では見えませんが、あなたのスマートフォンを通して見ることができます」


「しかし今、多くのピクミンが『苗』へと姿を変えて眠ってしまいました」


「元の姿を取り戻し、ピクミンで賑わう世界にするためには、あなたの助けが必要です」とのこと。


まずは苗を拾うよう促されるので、どちらか1つをタップします。


ピクミンの苗をゲットしました。


そして、もう1つの苗と、ピクミンの苗を育てることができるバックパック「プランターパック」も手に入れます。


中にはピクミンの苗を植えることができる水色の「スロット」が用意されています。苗を植えるため、まずは下部中央の苗をタップします。


先ほど手に入れた苗が表示されたので、1つをタップ。


「植える」をタップします。


苗をプランターにセットできました。続けてもう1つの苗も同様に植えます。


植えた苗は、プレイヤーが歩くことで生まれる「歩数エネルギー」を吸収して成長します。


今回植えた苗は「10歩」で成長するとのことなので、早速10歩歩いてみます。


すると、苗が無事成長。葉っぱの部分をタップして上にスワイプすると……


赤ピクミンが生まれました。


生まれたピクミンには、その苗を拾った場所が記録されています。また、「名前変更」から、自分の好きな名前を付けることも可能です。


引っこ抜いたピクミンはプレイヤーと一緒に歩いてくれるとのこと。


ピクミンを集めるには、右下の「ホイッスル」を長押しします。集めたピクミンは、ロングタップしたりスワイプしたりすることで、つまんだりはじき飛ばしたりすることができます。


また、ピクミンは歩いている最中に何かを拾ってくることがあります。


何かを拾ったピクミンをタップすると、拾った物を受け取ることができます。今回ピクミンが拾ってきた物はピクミンの大好物「エキス」でした。


集めたエキスは画面下部に表示されます。このエキスはタップ&スワイプでピクミンに与えることができます。実際にエキスを与えてみると……


コントロールがうまく行かず、あらぬ方向にエキスが飛んで行ってしまいました。しかし、ピクミンはけなげに拾いにいってくれました。


エキスを一定数与えられたピクミンは、頭上に花を咲かせることがあります。この花をタップすると……


「花びら」を手に入れることができます。


また、ピクミンは新しい苗を拾ってくることもあります。


苗を育てることで、どんどんピクミンを増やしていけるというわけ。今回の苗は生育に「1000歩」必要です。


これにてチュートリアルは終了。実際に歩数を計測するステップでは、先ほどインストールしたGoogle Fitを使用するので、「許可する」をタップします。


「Pikmin App」とGoogleアカウントの連携のために、「許可」をタップ。


身体活動データへのアクセスを求められるので、「許可」をタップして連携は終了です。


次にニンテンドーアカウントとの連携を薦められます。連携するとニンテンドーアカウントに登録した「Mii」を使えるようになるとのことですが、今回は連携せずに「あとで」をタップ。


代わりにアプリ内でMiiを作成し、「保存」をタップします。


そして、ユーザー名を入力します。


最後にバックグラウンドでの歩数計測を行えるようにするために位置情報へのアクセスを求められるので、今回は「許可する」をタップ。


青字の「[設定]で許可してください。」をタップします。


「アプリの使用中のみ許可」となっているので、「常に許可」をタップして変更します。


これで準備は完了です。


ピクミンと一緒に道を歩いているときの画面はこんな感じ。プレイヤーの主な目的は、街中を歩いてエキスや苗を集め、ピクミンの数を増やし、「ピクミンで賑わう世界」にすること。普通に歩いていてもエキスや苗を集められるのですが、ピクミンの数を効率良く増やしていくためには先ほど集めた「花びら」を活用する必要があります。そこで、画面右下の花びらのマークをタップします。


すると、集めた花びらを消費することで、周囲の道路に花を植えながら歩くことができるようになります。街中には他のプレイヤーによってたくさんの花が植えられていることも分かります。


花を植えている最中は苗の成長率が10%アップするので、歩く時は基本的に花を植える状態にしておいた方がよさそう。また、「みんなで花植え」を選択すると、周囲を歩いている他のプレイヤーの姿を確認することもできます。


各地のランドマークにはこのような巨大な「つぼみ」が植えられていることがあります。


タップすると、ランドマークの詳細、花の種類、花が咲くまでに必要な花植えの数などが表示されます。つぼみ、あるいは芽の状態のランドマーク付近を花を植えている状態で通過すると、ランドマークの花がどんどん成長していきます。


花を一定数植えたら、つぼみが開花しました。


咲いた花は23時間でしぼんでしまいますが、しぼむまでの間きれいな姿を確認することができます。


花びらを使い切るなどして花植えを終えると、このように植えた花の合計本数、花植えに費やした時間、経路などが表示されます。


ピクミンや他のユーザーと力を合わせ、世界に花を満たしていきます。


また、歩いたり、お題を達成したりすることで経験値がたまり、プレイヤーのレベルが上がっていきます。レベルが上がることで苗がもらえたり、一緒に歩けるピクミンの数が増えたりします。


ピクミンの管理画面では、ピクミンと触れ合ったり、ピクミンの苗を拾った場所を確認したりすることが可能です。


また、ARでピクミンを現実世界に呼び出すことも可能左上の「AR」をタップし……


「写真と動画の撮影」を許可することで、ARカメラに切り替わります。


ピクミンを手のひらにのせたり……


草葉の陰に出現させたりといったことができ、写真を撮影して保存しておけます。


ピクミンにエキスを与えて花びらを集め、花を植えながらエキスと苗を集め、集めた苗でさらにピクミンを増やしていくことができます。ただし、ピクミンはエキスを投げても知らん顔をする気まぐれな一面があったり……


花を咲かせすぎてしばらく花が咲かないような状態になったりするので、なかなか思うようにはいきません。


実際に遊んでみたところ、定期的にスマートフォンの画面を確認するようなせわしないゲーム性ではなく、十数分歩いて1度画面を確認してピクミンのかわいさを楽しむようなのんびりしたゲーム性。ピクミン4匹ほどで30分かけて集めた花が、おおよそ15分ほどで使い切られるといったようなバランスでした。花を植えて苗の成長をブーストさせるとピクミンの数がどんどん増えていくので、苗の成長のためについふらふらと寄り道しながら歩いてしまうような魅力がありました。なお、課金要素はエキス、花、使い捨てのスロットおよび各要素の上限値解放、ピクミンの所持数上限解放などが用意されていました。


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