見た目はPDAそっくりな、横長のディスプレイが付属したコンパクトキーボードがKickstarterに登場し、人気を博している。
「K3」と名付けられたこの製品は、一見すると、懐かしの「VAIO P」や「ポメラDM200」のような、横長の画面を搭載したPDAのような外観ながら、その実体は画面を備えた82キーのコンパクトなキーボード。PCに接続するとデュアルスクリーン状態となり、キーボード上の画面にエディタを移動させてテキストの入力が行えるほか、10点マルチタッチ対応で動画の編集を行ったり、M.2 SSDを追加してデータの読み書きが行えたりと、キーボードの域を超えた使い方が可能。Windows、macOS、Linux、Android、さらにはChromeにも対応するこの製品、Kickstarterでは登場直後から注目を集め、目標額をわずか1時間でクリア。締め切りまであと約3週間を残して、すでに目標額の15倍を超える金額が集まっている。
用意されている9つのキーレイアウトの中に残念ながら日本語配列は含まれていないが、好評を受けて今後の新展開も期待できそうだ。なにせ多機能すぎて説明が難しい製品ゆえ、詳しくはリンク先の動画も参照してほしい。
