【衝撃】昼休みの日比谷公園に集まるサラリーマンたちのリフレッシュ方法がヤバい / 60代男性「五十肩で腕が上がらないので数年前に鉄棒を始めました」

ロケットニュース24

つい先日、「昼休みに鉄棒をしませんか?」という誘いを受けて、東京千代田区の日比谷公園を訪れた。なんでも鉄棒が良い気分転換になるらしく、近くの官公庁や企業で勤めるサラリーマンたちが昼休みに汗を流しているらしい。なるほど、たまにはいいですね。

ちなみに知人も五十肩を改善するために鉄棒を始めたという。「60代のおじさんも楽しんでいますよ」と聞いていたので、なんとなく鉄棒にぶら下がって関節を伸ばしているおじいさんたちがいるのかと思ったら……全然違った。衝撃の連続だったので皆さんにも報告したい!

・日比谷公園の鉄棒

東京メトロ日比谷駅から徒歩約2分、官公庁やオフィス街に囲まれた “都会のオアシス” は、都内で働く人の安らぎの場として機能している。大きな噴水があって緑も豊か。春は桜、秋は紅葉が楽しめるスポットなのだろう。広大な園内を歩き回って鉄棒を探す。

気持ち良さそうに日向ぼっこをしている人を横目に見ながら歩いていると「こんなオアシスの中で鉄棒をしている人なんかいるのだろうか」という気持ちになってくる。


・日比谷体操倶楽部

ってか「テキトーにやっていますので、いつでも来てください」と言われた時に、もっと詳しく場所を聞いておくべきだった。一体どこなんだよ鉄棒は。関節を伸ばしているおじいさんはどこにいるんだよ……と思っていたら、遊具のあるエリアを発見。まだ誰もいないようだ。

のんびり待っていると、昼休憩中のサラリーマンがにこやかな表情を浮かべながら近づいてきた。依田さん(60代)である。鉄棒集団の1人で、グループ名は「日比谷体操倶楽部」だ。

クラブといっても決まり等はなく、公園に来られる時に来て一緒に鉄棒をする仲間のことをそう呼ぶという。オリジナルのTシャツもある。仲良しサークルみたいな感じだろうか。

ちなみに依田さんも五十肩で腕が上がらなくなったのがキッカケで鉄棒を始めたそうだ。はじめはやはり「ぶら下がっているだけ」だったという。そんな依田さんがさっそく鉄棒の元へ。太陽を浴びながらぶら下がるだけでも気持ちいいのかもしれない。


と思っていたら……



グルグル回り出したァァアアアアアアア!

依田さんスゲェェエエエエエエエエエエエ!



んで、いつの間にか仲間たちも次々とやってきて、昼休み中に編み出したという鉄棒ワザをメンバーたちが順番に披露していく。


日比谷公園の一角がシルク・ドゥ・ソレイユのオーディション会場みたいになっている。本当に昼休みなのだろうか。


私に声をかけてくれたマーシャルさんは「人間鯉のぼり(ヒューマンフラッグ)」を軽々とキメていた。

圧倒されてしまった。昼休みになると鉄棒に集まり、それぞれ自分の技を磨いて時間になったら職場に戻っていく。一流企業に勤めるビジネスパーソンたちは超人的な方法でストレスを発散していた。デスクで休むより心身ともにリフレッシュできるらしい。ってか……


依田さんも鯉のぼりやってたァァアアアア!


余裕ですよ」と依田さん。マジでなんでだよ。昼休みの日比谷公園は本当にヤバい。まるで『世にも奇妙な物語』のような昼休みだった。皆さんも昼休憩中に鉄棒を始めてみてはどうでしょうか。現場からは以上です。


参考リンク:日比谷公園
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

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