赤パッケージの意味を知り納得【家そば放浪記】第121束:東急ストアで買った、北舘製麺『長野県青木村産タチアカネそば使用 二八蕎麦』税込376円(1人前188円)

ロケットニュース24

特に目的もない日曜日。ふだんあまり行かない街・高円寺をぶらついて、目に入った東急ストアに入ってみた。あ、そういえば……この連載『家そば放浪記』が始まってから、東急ストアって初めて行くかも?

あまり期待せずに干そばコーナーに行ってみると、そこには見たこともない蕎麦があるわあるわのテンコモリ! ひさびさの “宝の山” の発見に、私は3000円以上も蕎麦を購入。なかでも特に目をひいたのは──

この赤いパッケージの蕎麦である。干し蕎麦で赤パッケージは見たことない! しかも「タチアカネ」なる呪文のような単語も書いてあるし、なんだかめちゃくちゃミステリアス! まずはコレから食べてみよう。


それではさっそく……


デカい鍋にタップリのお湯を沸かし……


強火で4分ゆでて……


完成。


して、そのお味は──


とても細くて、歯応えある系。芯の強い蕎麦である。でも最大の特徴は、「甘さ」だ。本当に「甘い」と思った。パッケージにも「おだやかな香りと甘みのそばタチアカネ」と買いてあったが、本当に甘い。


ただ……それ以外は特に印象に残る点は、なかった。


美味しい蕎麦ではある。「家そば」か「外そば」かと問われたら「外」であろう。しかし、そこまで飛び抜けたスターでは無いなと思った。

ちなみに「タチアカネ」とは、そばの品種。蕎麦の花が赤いらしい。なるほど、だから赤いパッケージだったのね。

そして、そんなタチアカネ蕎麦は、東急グループの創始者・五島慶太氏の故郷でもある、長野県小県郡青木村特産なのだそうな。だから東急ストアで売ってたのかなぁ。いろいろ勉強になる蕎麦であった。


執筆:干し蕎麦評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24

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