侍ジャパン、米国メダル授与に「惜しみない拍手」 海外称賛「日本から100%のリスペクト感じる」

J-CASTニュース

   2023ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝した日本代表・侍ジャパンの表彰式での振る舞いに称賛の声が上がっている。

   決勝戦で熱闘を繰り広げたアメリカ代表チームが銀メダルを受け取っている間、侍ジャパンのメンバーらは拍手を送っていた。

  • WBCで優勝した侍ジャパン(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

    WBCで優勝した侍ジャパン(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

  • WBCで優勝した侍ジャパン(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

「最高の相手がそこにいたからこそ、最高の試合になった」

    数々の有名大リーガーを擁するアメリカ代表との大一番、3-2の接戦を制したのは日本だった。9回表、大谷翔平選手がマイク・トラウト選手を空振り三振に仕留め、日本が優勝を決めた。

   注目を集めているのは、歓喜に沸いた侍ジャパンがアメリカ代表に向けた賞賛の拍手だ。米テレビ局「FOXスポーツ」公式ツイッターが「2023年WBCでアメリカチームが銀メダルを獲得」(原文は英語、編集部訳)として公開した動画には、アメリカ代表が銀メダルを受け取る中、拍手を送る日本代表の面々が映っている。

   野球情報を扱う米メディア「Talkin’ Baseball」も、アメリカ代表に拍手を送る侍ジャパンの動画に「これはミームになるよね」とコメントを添えツイートしている。

   SNSでは、熱い戦いを演じたライバルに惜しみない拍手を送る侍ジャパンの姿に感動したとする声が相次いだ。現地ファンからのコメントも目立つ。

「これがライバルだよね。敵ではなく、ライバル。最高の相手がそこにいたからこそ、最高の試合になった。アメリカだけではない。これだけ盛り上げてくれたすべてのチームに感謝」
「銀メダルを獲得した。私から日本へ敬意を表して」
「アメリカ銀メダル授与中の”50秒の拍手” 挑戦者を全身で受けとめてくれた横綱への敬意。それが自然にできるって素晴らしいです」
「日本から100%のリスペクトを感じる」
「日本人の価値観からすると不思議な現象ではありません。これは他人を尊重し、自分を尊重するための方法です」

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