そろそろ年度の節目ということで、仕事・学業用のノートPCの新調を考えるタイミング。大体こういうときは「高性能マシンを求めつつもできるだけ安く済ませたい」なんてと思うもの。でも、本当にそれでいいのだろうか?
ない袖は振れない、というのももちろんあるとは言え、これから長く付き合うことになるのを考えると、目先の本体価格の安さ”だけ”で決めてしまうのは早計かもしれない。たとえば数年に渡って使い続けることを見据えたとき、まず気にしておきたいのはメーカーによるサポートだ。多少出費が増えたとしても、サポートがどれだけ手厚いかによって、長期的なコストや生産性も大きく変わってくる。
また、全般的に高性能化が進む最近のノートPCにおいては、どちらかというとハードウェアのスペックより、実務に役立つ機能をどれだけ備えているかが重視されつつあったりもする。では、具体的にどんなノートPCを選べばいいのか。ここではモバイルノート「VAIO SX14」を例に、 スペック表からは見えてこない実際のサポート体制や機能 を見ていこう。
“目の前”で解決に導いてくれる「リモートサポート」が無償
「モノはいい。でも値段も“いい”」というイメージがあるVAIOのノートPC。確かに決して安いとは言えない買い物になるけれど、そこには製品としてのクオリティ以外にもいくつか理由がある。まず最初に挙げられるのが サポートが充実していること 。その1つ目として、VAIOのユーザーであれば誰でも、いつでも利用できる「リモートサポートサービス」を紹介したい。
「 リモートサポートサービス 」は、遠隔にいるサポートスタッフがインターネット経由でユーザーのPC画面を確認しながらアドバイスすることで、ユーザーが分かりやすく問題解決にたどり着けるようにするもの。
メールや電話、チャットといった一般的なサポート手段もあるけれど、互いに文章や口頭での説明だけだとどうしても誤解が生じてしまう部分がある。そんなときに、実際の画面を見てもらいながら解決に導いてくれる「リモートサポートサービス」は役に立つ。
メーカーによると、サポート内容の例としては、PCの初期設定の仕方、メールの送受信や画面表示にまつわるトラブルの解決、といったように、PCを使い始めたばかりのころに遭遇しやすい問題で利用することが多いという。ただ、そういう初期の困りごとに限らず、VAIO特有の機能の使い方など、VAIOをもっと活用したいときに相談するのもOKだ。
ほかのメーカーでは、こうしたPC画面を見ながらの遠隔サポートは提供されていても短期間だったり、有償だったりすることもある。が、 VAIOの場合はVAIOユーザーである限り期間・回数に制限なく、無償で対応してくれる 。そんな太っ腹なサポート体制が敷かれているのがVAIOのいいところなのだ。
「あんしんサポート」で標準3年保証、国内修理で対応も迅速
VAIOストアでVAIOを購入したときに無料で付帯してくるのが、製品保証サービスの「 あんしんサポート 」。標準で3年間の長期保証となっているのがうれしい。
この保証では、本体や付属品について、ユーザーの故意によるものではない破損・故障などがあったときに修理してもらえる 一般的なメーカー保証に加え、落下、水ぬれ、火災、落雷といった偶発的なアクシデントによる破損・故障もカバーする 。
落下させたり、水で濡らしたりして故障した場合、通常は高額な修理費が必要になるもの。しかし、 「あんしんサポート」があることで3年間は無償で修理してくれる 。VAIO購入時にオプションでプラス1年の計4年保証(+8,000円)とすることもでき、長く使い続けるにあたってはまさに“安心”なサポートメニューだ。
修理に長く時間がかかってしまうようだと、別途代替機を手配したり、あきらめて新たにPCを買ったりしなければならず、余計な出費がかさんで高くついてしまいがち。しかし、 VAIOは長野県安曇野市にある国内工場で対応。修理状況はWebサイトで確認できるから安心だ。
VAIOなら仕事や学業、家計に大きく影響しかねないそんな想定外の“ダメージ”を受ける可能性も低くなる。万一のマシントラブル時にも安心感が大きいのは、VAIOの大きなウリと言える。
「メンテナンスパック」でフレッシュなVAIOになって戻ってくる!
もう1つ、VAIOにはお得なオプションサービスとしてモバイルPC向けに提供している「 メンテナンスパック 」がある。「メンテナンスパック/標準」(2万2,440円)と「メンテナンスパック/ワイド」(+3万2,340円)の2種類のプランが用意され、購入時に選ぶことが可能だ。
「標準タイプ」は、購入から3年以内の1度に限り、 本体および付属品の「クリーニング」、「メンテナンス」、「バッテリーパック交換」をしてくれる という内容。つまり、使い込んだ本体であってもきれいにリフレッシュされ、劣化したバッテリーも万全の状態に戻って、新鮮な気持ちで改めて使い始められるのだ。特にバッテリーの劣化は2~3年使い続けていると気になってくるところで、これが新品になるのは物理的にも精神的にも大きい。
そして「ワイドタイプ」では同時に 「キーボードユニット交換」も行なわれるため、それこそVAIOが新品に生まれ変わったような姿になる。 キーボードは、キートップの文字が薄くなったり、摩耗でテカりが出てきたり、内部のへたりでタイプ時のフィーリングが頼りなくなったりと、見た目においても使い勝手においても劣化が目立ちやすい部分。そこも丸ごと新品になることで、より長く使い続けられるし、引き続き長く使いたいと思う気持ちにもなるはずだ。
紛失・盗難時の心配を解消する「TRUST DELETE for VAIO」
オフィスワークとテレワークのハイブリッドなワークスタイルがトレンドの昨今、モバイルノートを自宅とオフィスの間で持ち運ぶことも少なくないだろう。
しかし、持ち運んでいると紛失や盗難のようなアクシデントの不安がつきまとう。PCに保存している大事なデータ、特に業務に関係する情報を他人に覗き見られるのは致命的なトラブルにつながりかねない。そこで、そのための備えとして用意されているのが「 TRUST DELETE for VAIO 」というサービスだ。
万が一VAIOノートを紛失するか、盗難されてしまっても、「TRUST DELETE for VAIO」を利用していれば、 手元のスマートフォンもしくほかのPCから、VAIO内のデータをすべて復元困難な形で削除する「遠隔消去(フルワイプ)」が行なえる 。
いきなりデータ削除するのがはばかられるようなときは「遠隔ロック」でVAIOのキーボードやマウス(トラックパッド)の操作を受け付けないようにするといった制御も可能だ。さらにVAIO本体の現在地を取得する機能もある。
そのため、紛失・盗難したと思われるときは、まず「遠隔ロック」した後に本体がどのあたりにあるかを突き止め、それでも見つからないときは「遠隔消去」で情報漏洩を防止する、といったような手順で対処すると良さそう。有償オプションではあるものの、60日間の無償体験版もあるので、もしものときの不安を取り除くためにもぜひ試しておきたい。
オンライン時代にぴったりのカメラ・マイク機能
ノートPCを選ぶ上でマシンスペックは高いに越したことはない。だが、オンラインでの勉強・仕事やハイブリッドワークが当たり前になっている今、実務の効率・生産性は、搭載パーツだけで決まるような単純なものではなくなってきている。
たとえば今回例に挙げている14型モバイルノートの「VAIO SX14」は、第12世代Core i5/i7のような高いパフォーマンスを持つCPUを搭載するだけでなく、業種・業態に関わらず活用が進んでいる Web会議に便利な機能 も多数備えている。
VAIO SX14 試用機の主なスペック | |
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CPU | 第12世代Core i5-1240P(12コア16スレッド、最大4.40GHz) |
ビデオチップ | Intel Iris Xe Graphics |
メモリ | LPDDR4X 16GB |
ストレージ | 256GB SSD(NVMe/M.2) |
ディスプレイ | 14.0型ワイド液晶(1,920×1,080ドット) |
インターフェイス | Thunderbolt 4/USB4(DisplayPort+USB PD対応)×2、USB 3.0×2、HDMI |
通信機能 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.1、有線LAN(Gigabit Ethernet) |
Webカメラ | 207万画素 |
バッテリー駆動時間 | 約24.5~27.0時間 |
OS | Windows 11 Pro |
本体サイズ | 約320.4×13.3~17.9×222.9mm |
重量 | 約1.046~1.167kg |
中でも利用機会が多そうなのが、Web会議ツール使用時に、Webカメラの映像を加工して表示する機能だ。カメラで捉えたユーザーの顔・身体をAIで認識し、それ以外の背景をぼかす「 背景ぼかし 」や、顔の位置をトラッキングしてカメラ映像の視野を調整する「 自動フレーミング 」、被写体や周辺の明るさを検知して最適な明るさに自動調整する「 顔優先AE 」および「 逆光補正 」といった機能がある。自分の姿をよりクリアに相手に見せることができるわけだ。
それとあわせてWeb会議で使える便利機能が、 マイクのノイズキャンセリング 。内蔵マイクについては周囲360度の音を拾いつつ、余計な雑音をAI技術で低減する「標準モード」と、本体正面方向の声以外を低減する「プライベートモード」の2つを利用でき、相手にとって聞き取りやすい声にして円滑なコミュニケーションを実現する。
内蔵マイクだけでなく 外部マイクを接続したときにノイズキャンセリング機能を有効にできる のも、VAIOの有利な点だ。普段からお気に入りのヘッドセットを使ってWeb会議している、という人も少なくないはずで、そこにノイズキャンセリング機能が加わることでさらに快適になる。込み入った議論で互いに正確に会話内容を理解したいときにも、ヘッドセット+ノイズキャンセリングは威力を発揮してくれるはずだ。
ハイブリッドワークにマッチした機能と装備、長く使える筐体の工夫も
VAIO SX14はカメラとともに人感センサーも内蔵している。これによって、 PCの前に座った時にすかさずスタンバイから復帰したり、反対に離席したときに画面を消灯してスタンバイ状態に移行したり、といった利便性やセキュリティの向上につながる機能を実現する 。もちろん節電にもなるだろう。
自宅では家族にも見せられない業務データを扱うことがあるかもしれないし、オフィスでも他人や他部署の人に知られてはいけない情報を扱うこともある。そんな場面で画面が自動で消灯・点灯する機能を活用すれば、操作の手間が減るうえにデータ漏洩に対する安全性も高まるなど、いいことずくめなのだ。
さらにVAIO SX14は、 5Gに対応するWAN搭載モデルもラインナップしている 。モバイルノートの高い機動力を生かしつつ、周囲にWi-Fiアクセスポイントが見つからない場所でも、高速なネットワークでオンラインコンテンツへのアクセスやWeb会議をこなせる。
WAN搭載モデルは、5G対応スマートフォンであっても省かれることがあるNTTドコモの「n79」の周波数帯にもきっちり対応しているため、NTTドコモの5Gネットワークの強みを存分に生かせるだろう。
そして、バッテリー動作時間はフルHDディスプレイの場合なら、スペックシート上で約24.5~27.0時間(JEITA2.0基準)と、1日のビジネスアワーを優に超えるスタミナを実現している。
実際に原稿執筆や画像処理などに1日(実働約7時間)無給電で使ってみたところ、終業時のバッテリー残量は21%となった (「VAIO 設定」アプリにおける「電源・バッテリー」設定は「標準」、ディスプレイの明るさは「50%」とした)。電源を確保できない場所で仕事しなければならない日でも、丸1日しっかりもってくれるのは間違いない。
長く使えるという意味では、前半で説明した「サポートの手厚さ」に加えて、筐体そのものの耐久性の高さにも注目したい。
VAIO SX14は 天板にカーボンファイバー素材を用いて高強度と軽量さを両立させるとともに、独自の品質試験や米国防総省の物資調達基準として知られるMIL規格「MIL-STD-810H」に準拠する試験をクリア。 さらに、VAIOは独自にさまざまな耐久試験を実施しており、MIL規格(MIL-STD-810H Logistic Transit Drop Test)を超える、 落下高さ127cmの耐衝撃性も備えている。
※品質試験は、MIL規格(MIL-STD-810H)に基づいて特定の環境のもとで行なわれたもので、無破損・無事故を保証するものではなく、PCのデータを保証するものではない。
「メンテナンスパック」によるクリーニングやメンテナンス、部品交換があることも併せて考えれば、製品としての寿命はかなり長くなるに違いない。
お得にVAIOが買えるキャッシュバックキャンペーンも
そんなわけで、性能やデザインに優れるだけでなく、充実したサポートや昨今のワークスタイルに求められる機能性の高さに加えて、長く使えるさまざまな工夫が盛り込まれている、というのがVAIOのノートPCの魅力。
しかも現在は1万円の還元を行なう「VAIO新生活応援キャッシュバックキャンペーン」も実施 されており、普段よりお得に買えるチャンスとなっている。新生活に向けてノートPCを探している人も、「値段が高いから」という理由だけで仕方なく選択肢から外していた人も、これを機に改めて、末永く安心して使い続けられるVAIOを検討してみてほしい。
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