いま、良くも悪くもその一挙手一投足が注目される飲食店と言えばご存じ「スシロー」である。スシロー以外の飲食チェーン店でも “ペロペロテロ” の余波は続いているが、その中心にスシローがいることは間違いない。頑張れ、スシロー。
……と、どうやらそんな声がスシローの社長にも届いたようで、なんと2023年2月13日(月)から17日(金)までの5日間限定で『全品10%オフ』の開催決定! ここはあえて言わせてもらおう……「乗るしかない、このビッグウェーブに」と──。
・社長、感謝の気持ちでいっぱいになる
“ペロペロテロ” が拡散して以来、SNS上では飲食チェーン店を舞台にした無法行為が何件も報告されている。アメリカ級の超高額請求に踏み切るのか? それとも他の方法があるのか? しばらくの間、スシローが話題の中心にいるハズだ。
さて、ペロペロテロ直後は株価が何百億円単位の損失を被ったとされるスシローであるが、その後はテロ前よりも株価を上げているのだとか。それもこれも「#スシローを救いたい」に代表される、スシロー大好きっ子たちの後押しがあったからだろう。
「#スシローを救いたい」はあきんどスシローの「新居耕平」社長にも届いていたようで、スシロー公式Twitterには以下のように投稿されている。
「沢山の応援の声をいただき大変ありがとうございます。涙がでるぐらい感謝の気持ちでいっぱいです。うまい寿司を安心してご提供するために我々が出来るお客様に精一杯を実施していきます」
その結果……
『全品10%オフ』の開催が緊急決定!
・ピンチをチャンスに
公式サイトによると「社内会議で感謝の気持ちをなんとか形にして返したいとの声があがり、全国の店舗で働く社員の意見も参考に、私たちに何が出来るかを検討いたしました。その結果、企業理念である『うまいすしを、腹一杯。』をご提供することが最善であるとの結論に至った」とのことである。
また昨年世間をザワつかさえた「景品表示法違反」にも触れており「深く反省し、失ったお客さまの信頼回復に努めてまいります」とのこと。一時より勢いが無くなっていたスシローだが、まさにピンチがチャンスに変わりつつあるようだ。
あくまで最寄りのスシローに限った話ではあるものの、テロ以前と比較した場合、客入りは明らかに増えているように感じられる。このタイミングで開催される『全品10%オフ』はスシロー完全復活の狼煙になる……のかもしれない。
なお、10%オフは「店内飲食」「持ち帰り」「出前館での注文」に限り、持ち帰り専門店やその他のデリバリーアプリは10%オフの適用外なのでご注意を。久しくスシローで食事をしていない方もまさに時は来た。乗るしかない、このビッグウェーブに──。